- プロ野球選手一覧 > 谷佳知
谷佳知(たに よしとも、1973年2月9日-)とは、大阪府出身の元プロ野球選手(外野手)である。
概要
OB | |
---|---|
谷佳知 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 大阪府東大阪市 |
生年月日 | 1973年2月9日 |
身長 体重 |
173cm 79kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 外野手 |
プロ入り | 1996年ドラフト2位 |
引退 | 2015年 |
経歴 | |
選手歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
1996年のドラフト2位でオリックス・ブルーウェーブに入団。背番号10。同期の塩崎真、佐竹学と共に、トリオで売り出された。1997年のブルーウェーブはチームの若返りを進めており、ルーキーの谷、塩崎、佐竹を抜擢する一方、勝呂壽統、馬場敏史、本西厚博といったベテラン選手を相次いで放出した。
読売ジャイアンツを破り日本一に輝いた1996年は、多くの試合で「レフト田口壮、センターイチロー、ライト藤井康雄」もしくは「レフト高橋智、センター田口、ライトイチロー」という布陣で臨んでいた。1997年にルーキーイヤーを迎えた谷は、開幕一軍を掴むことすら出来なかった。しかし5月11日の近鉄バファローズ戦で初スタメンに起用されると、以降は徐々に出場機会を増やし、規定打席数にこそとどかなかったものの.272というなかなかの打率を残した。
二年目の1998年以降はセンターのレギュラーとして定着し、前年は1本に終わった本塁打もいきなりの二桁(10本)に届いた。打率はなかなか三割に届かなかったが、イチローがメジャーに移籍した2001年についに到達(.325)し、この年は日本記録となる52本の二塁打も記録した。
このシーズンを最後に仰木彬監督が勇退し、チームの中心選手であった田口壮もメジャー挑戦のためにチームを去った。2002年は新監督の石毛宏典の下でチームは低迷するが、谷は前年に劣らない好成績を残し、初の盗塁王(41盗塁)にも輝いた。
2003年も低迷するチーム(石毛監督が解任され、レオン・リーが後任監督となった)をよそに打撃は絶好調で、自身最高の打率.350と本塁打21本を記録し、189安打を放って初の最多安打のタイトルも獲得した。
2004年は天然芝でのプレーを希望した村松有人が福岡ダイエーホークスからFA移籍してきたため、レフトにコンバートされた。打撃成績は好調を維持していたが、アテネオリンピックで負傷してしまい残りシーズンを棒に振ることになった。ただし規定打席数には到達したため、4年連続の打率三割は達成された。この年のオフにオリックスブルーウェーブと大阪近鉄バファローズが合併したため、谷は分配ドラフトでオリックス・バファローズに所属することが決まった。
2005年は怪我の影響もあって、打率は入団以来最悪の.248に低迷した。翌2006年も上向くことはなく打率.267に低迷し、この年のオフに読売ジャイアンツとの間で交換トレードが成立した。当時谷の年俸は2億8000万円、対する長田昌浩と鴨志田貴司の年俸は合わせて1600万円という超格差トレードだった。
広岡達朗ら野球解説者に罵倒されたトレードであったが、2007年の谷はレフトのポジションを得て復活し、打率.318を記録した。だがこの年のオフに東京ヤクルトスワローズからアレックス・ラミレスが移籍してくると、亀井義行や松本哲也とのポジション争いに晒されることとなり、徐々に出場機会を失っていく。
2010年には10年ぶりに3試合のみだがファーストも守った。
2013年はわずか13試合出場、7安打に終わり、2000本安打を目の前(通算1921本)にして大きな足踏みを強いられることとなってしまった。谷は出場機会を求めて退団することを希望し、球団もこれを受け入れて11月4日に自由契約を通告した。12月10日にオリックス・バファローズが獲得を発表し、8年ぶりの復帰が決まった。
2014年は森脇浩司監督の下で開幕スタメンを掴んだが、打撃不振から4月20日に出場選手登録を抹消され、そのまま最後まで昇格することなくシーズンを終えた。
2015年は6月11日にようやくスタメン出場するが、最後まで打撃は上向くことなく9月16日に京セラドーム大阪で会見を開き、今季限りでの現役引退を発表した。この二年間で記録した安打はわずか7本に留まり、通算1928安打で選手生活を終えた。
プレースタイル・人物
守備面ではイチローと田口壮と共に強力な外野守備を形成し、2001年から2004年までゴールデングラブ賞を受賞した。
妻は柔道選手の谷亮子(旧姓田村)。そのため何かと美的感覚をネタにされることが多い。ストライクゾーンの広さは球界一とも。
応援歌
球団 | レス | No | プレイヤー |
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オリックス | 応援歌のピコカキコ一覧#785 | 11108 | ![]() |
巨人 | 応援歌のピコカキコ一覧#145 | 8740 | ![]() |
オリックス | 応援歌のピコカキコ一覧#968 | 11860 | ![]() |
通算打撃成績
通算:19年 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
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NPB | 1888 | 7175 | 6492 | 815 | 1928 | 355 | 21 | 133 | 741 | 167 | 69 | 46 | 534 | 33 | 713 | 159 | .297 | .351 |
タイトル・表彰
タイトル | |
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表彰 |
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E8%B0%B7%E4%BD%B3%E7%9F%A5