概要
豆柴は、通常の柴犬よりも小さなサイズの柴犬のことで、独立した犬種をあらわす言葉ではない。
日本犬保存会やJKC(ジャパンケネルクラブ)も、豆柴を正式な犬種として認めていないのである。
(豆柴よりもさらに体が小さい「小豆柴」という犬も存在するが、こちらも正式な犬種としては認められていない。)
体高30~32.5cm、体重4~6kgとチワワと同じほどの大きさで、寿命は柴犬よりも少し短い10~12年。
毛色は柴犬と同じく、赤・黒・白・胡麻などで、腹や胸下、尾の下などが白い「裏白」の個体が特に人気である。
性格も基本的には柴犬とほとんど変わらず、聡明で飼い主には忠実な反面、見知らぬ人や他の犬に対しては警戒心が強い、と言われている。
上述したように、正式な犬種ではないため、ペットショップで見かけることは少ない。
豆柴を飼うには、ブリーダーから購入するのが一般的である。
だが、ブリーダーから購入した豆柴が成長するとふつうの柴犬になった、といったトラブルは頻繁に起きているので、どうしても豆柴が飼いたいという方は、豆柴専門のブリーダーから購入するか、成犬でもいいのであれば里親として引き受けるのがいいだろう。
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