概要
もともとは中国で、ある程度大きくなったエンドウの若い芽を摘み取って食べられていたもので、
収穫数も少なく、高級中国料理店などで使う高級食材として知られていた。
それが日本で1995年頃から、植物工場内で種から発芽させた豆苗が栽培されるようになり、
季節に関係なく安価に手に入る野菜として家庭に定着していった。
再収穫
豆苗はスーパーなどで、根がついた状態のまま売られていることが多く、
カットした根の部分を水に浸しておけば芽を再生することができる。
栽培方法は簡単で、カットした根を皿などにいれて、そこに水をいれておくだけ。
水を一日一回交換するだけで、1週間から10日ほどすると食べられる大きさまで再生する。
ただし、再生は根に付いている豆の中の栄養を頼りに行われるので、何度でも出来るということは無い。概ね2回が限度である。
また、家庭での栽培では雑菌などが混ざりやすいため、再生した豆苗は必ず火を通して食べたほうがいいとのこと。
なお、エンドウなので土に植えてしっかり育てればえんどう豆(グリーンピース)を収穫できる。
栄養と食べ方
豆苗は安価なのに栄養価が高いことから、近年女性たちの間で人気となっている。
主にβカロテン、ビタミンC、食物繊維が多く含まれており、
ダイエットやデトックス、アンチエイジング、便秘解消などに効果的であるといわれている。
炒め物やスープの具として食べられることが多いが、お浸しなどの和え物やサラダにしても美味しい。
加熱する場合は水っぽくなりやすいので、強火でサッと調理することがポイントである。
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