概要
正式名称(英語表記も“Foundation X“)。実態・目的は不明な組織だが、世界中に(それどころか平行世界単位で)暗躍している「死の商人」とも言える存在。
さながら「平成ライダーのショッカー」である。
関係者はいずれも白服に身を包み、中には怪人に変化する者もいる。
独自の研究を行っている他、様々な技術に資金援助を行っている事も特徴である。
主な研究成果・資金援助先
Wの後作品に財団Xが登場するのは劇場版作やVシネマ、ゲームなどであり、本編には一切登場しない。
ガイアメモリ
「仮面ライダーW」 に登場。ガイアメモリの開発・販売をしていた「ミュージアム」への資金援助を行っていた他、既存のガイアメモリを独自に改良した「T2ガイアメモリ」を開発。
担当エージェントは加頭順。死体から蘇った「ネクロオーバー」でありながら「ユートピア・ドーパント」に変身する。風都の仮面ライダーたちの活躍によりミュージアムは壊滅、さらに彼も倒されてしまった事からガイアメモリへの資金援助を打ち切った。ただし研究は続けているらしく、現在も構成員の中にドーパントに変身する者がいたり、ドーパントのレプリカを生み出したりなどしている。
ネクロオーバー(NECRO OVER)
「仮面ライダーW」に登場。風都工科大学に所属する大道マリア(大道克己の母、後のマリア・S・クランベリー)が行っていた研究で、死んだ人間を蘇らせる技術。
当初はミュージアムのガイアメモリと資金援助を受けるためのコンペで争っていたが、結果的に財団は両方の研究に投資を行った。
クオークス
「仮面ライダーW」に登場。簡単に言えば超能力兵士を生み出す技術。
オーメダル
「仮面ライダーOOO」に登場。詳細は不明だが、援助先としてガイアメモリ以上の評価がなされていた。
「MOVIE大戦MEGAMAX」ではレム・カンナギが「未来のコアメダル」を手に入れる研究を行っていた。
アストロスイッチ
「仮面ライダーフォーゼ」に登場。とりわけ天ノ川学園理事長である我望光明と取引を行っており、我望は資金援助を受ける代わりにゾディアーツスイッチやホロスコープススイッチの提供を行っている。
また、コズミックエナジーの研究も行っており、大量のコズミックエナジーを秘めたSOLUの力を利用した事もある。
宇宙へと飛び立たつ予定の大型ロケットの噴射部分の構造もロケットスイッチの「ロケット」の形となっていた。
ミュータミット
「MOVIE大戦MEGAMAX」に登場。財団が独自に行っている研究の一つで「強制突然変異による超進化生命」と称される。一部のエージェントがこれを受けて超人的な身体能力を身につけ、一部は怪人に変化する者もいた。
ムネモシュネ
「仮面ライダー バトライド・ウォー」に登場。「Cage of Memory(通称C.O.M.)」という組織が携わっている研究で、人間の精神を仮想空間に隔離する技術の中枢部。劇中では既に財団はスポンサー支援を打ち切られそうになったことがきっかけで、黒幕のカラスが暴走、仮面ライダーたちを鳥籠の中へ閉じ込めてしまうことになった。
ビーストライダー・スクワッド
「仮面ライダーエグゼイド[裏技]仮面ライダーブレイブ」に登場。かつて存在した仮面ライダー達の偽者。
財団Xはキングダークのホログラムを用いて、彼らにライダーガシャットを奪うように指示を出していた。
ネビュラバグスター
「平成ジェネレーションズFINAL」にて登場した、バグスターの亜種。
ゲムデウスの引き起こしたパンデミックの性質を受け継いでおり、触れただけで一般人をバグスターウイルスに変貌させてしまうという極めて危険な特性を持つ。
スカイウォールのないレジェンドライダー世界のみならず、スカイウォールのあるビルド世界にまで登場している。
エニグマ
「平成ジェネレーションズFINAL」にて登場。
財団Xの存在する世界と、スカイウォールの存在する世界、二つの平行世界を強制的に接続する装置。
最上魁星が中心となって開発していた。
二つの世界それぞれの最上が融合して不老不死になることを到達点としており、ネビュラバグスターが動力源。
故に平行世界にネビュラバグスターが進出していた。
また、最上も平行世界からビルド世界の「カイザーシステム」を入手しており、財団X所属の最上は「カイザーリバース」に変身できる。
関連動画
財団xに関するニコニコ動画の動画を紹介なんてしたら財団に消されてしまいます。
関連商品
関連項目
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