賀東招二(1971~)とは、日本の小説家(ライトノベル)、脚本家(アニメ)である。
概要
伝説のTRPG企画『蓬莱学園』に参加し、同企画の短編小説集『弁天女子寮攻防戦』で小説家デビュー。映画ダイ・ハードをオマージュした熱い作風の短編で、一部から高評価を得た。その後富士見書房に『フルメタル・パニック!』(以下フルメタ)の原型を持ち込み、初の長編小説シリーズを手がける。『フルメタ』は一期(『無印』)放送後も『ふもっふ』『The Second Raid』『Invisible Victory』と四度もアニメ化を果たす大ヒット作品となった。
ニコニコ的にはフルメタの作者ということ以上に『涼宮ハルヒの憂鬱』や『らき☆すた』、『ドルアーガの塔』等の脚本家としてのほうが重要なのかもしれない(なお、京都アニメーションはフルメタ第二期『ふもっふ』及び第三期『TSR』の製作会社である)。特に「射手座の日」(『ハルヒ』)や「ここにある彼方」(『らき☆すた』)はMAD素材としてもよく利用されているので見たことある人もそこそこいるのではないだろうか。
ちなみに築地俊彦によればポニーテール好きであり、インタビューではミニスカについて語っちゃったりもしている。
フルメタのあとがきで自ら語った所によると、リアル系のロボットアニメに目が無く、「スパロボをプレイすると、不効率を承知でザクやジムばかりに予算・装備をつぎ込むタイプ」の、「バニング大尉やバーニィーの乗った機体でシャアのサザビーに止めを刺す事に無上の喜びを感じる男」であり、「待ち合わせの場所で『ドトール』と聞くと、まず地上戦に特化したグラドス軍のSPTを連想する」との事。
2010年7月より放送のTVアニメ『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』の第一話で「奴ら」役の声優として出演。
1カットのみ「……ッアーー」と言った。
なお、ケンドーコバヤシに声質が似ており、本人も「ニコ生にでるとケンコバだと言われる」とアナザーのあとがきで書いている。
主な著作
- 『フルメタル・パニック!』
- 『フルメタル・パニック!アナザー』(原案・監修)
- 『コップクラフト』(旧題:『ドラグネット・ミラージュ』)
- 『甘城ブリリアントパーク』
主なアニメ脚本・構成参加作品
- 『フルメタル・パニック!』(『ふもっふ』『TSR』『IV』、シリーズ構成も兼務)
- 『涼宮ハルヒの憂鬱』
- 『らき☆すた』
- 『ドルアーガの塔』(シリーズ構成も兼務)
- 『インフィニット アンディスカバリー』(シナリオ原案・監修)
- 『氷菓』(シリーズ構成)
関連動画
「フルメタル・パニック!」や「フルメタ
」等で検索すればいいんじゃないかな?
関連商品
フルメタル・パニック!
フルメタル・パニック! アナザー
ドラグネット・ミラージュ
コップクラフト DRAGNET MIRAGE RELOADED
甘城ブリリアントパーク
関連項目
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