賛美歌(さんびか)とは、キリスト教における神や聖人をたたえる歌のこと。
概要
旧教では聖歌と呼ばれ、プロテスタントを中心に用いられる宗教歌。
歌詞は数多くあり、一般的にも良く知られているものだと「アメイジンググレイス」「きよしこの夜」「もろびとこぞりて」などがあがる。
「賛美」「讃美」のどちらの文字も使われるが、讃美歌集の書名には讃美歌の文字を使用することが多い。
もともと、聖書の言葉を歌うことから始まったため、聖書の言葉を大切に考える人たちにはごんべんをつけるこだわりがあり、「讃美歌」と書かれていた。
しかし、「讃」の文字が常用漢字からはずれたことや、聖書だけではない様々な音楽を通して、信仰や励ましを表現していることから、ごんべんをつけない「賛美歌」と書く人もいる。
日本では、54年に出された日本基督教団賛美歌委員会編、67年に出された『賛美歌第二編』が多く用いられている。
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