赤い星座とは、falcom英雄伝説 軌跡シリーズに登場する猟兵団である。
概要
<赤い星座>はゼムリア大陸西部に神出鬼没に現れる最強の猟兵団のひとつ。≪西風の旅団≫とは並んで最強と呼ばれると同時に宿敵の間柄。起源は古く、暗黒時代の≪ベルセルグ≫オルランドに始まるという。
≪闘神≫の異名を持つバルデル・オルランドを団長のもと副団長に≪赤の戦鬼≫シグムント・オルランドを据える。
すべての団員が一騎当千の力を持ち、単純な戦闘力においては帝国軍や結社の戦闘部隊をも上回る。なお、団長であるバルデルは碧の軌跡の半年前、同じく大陸西部で<赤い星座>と双璧をなす<西風の旅団>の団長≪猟兵王≫との対決で命を落としている。シグムント曰く「兄貴も悔いはないだろう」
<赤い星座>の猟兵は大剣や導力式よりも火力の高い火薬式の重火器で武装し、ブレイドクーガーなど装甲された軍用魔獣を使役する。重火器以外にも特殊な武器工房から武器を調達することもあり、それらの武器は扱うのに時間がかかるが、凶悪な性能を秘めている。猟兵時代のランディの武器であるブレードライフル<ベルゼルガー>やシャーリィのチェーンソー付き火炎放射内蔵ライフル<テスタ=ロッサ>などがある。陸戦での練度こそ高いものの、飛空挺を使った空戦の経験はまだ浅い。
また零、碧の軌跡のメインキャラであるランディ・オルランド(本名:ランドルフ・オルランド)は団長であるバルデルの息子。9歳の頃から部隊を率い自らも強化ライフル<ベルゼルガー>を手に数多の敵を葬り去った。
猟兵団の装備や運営、作戦行動の資金源として≪クリムゾン商会≫というダミー会社を持っており、主に帝都で高級クラブ<ノイエ=ブラン>を経営している。クロスベル市にも進出しており、グノーシス事件後に本格的に進出した商人を使った詐欺行為を伴う不動産転売も資金源のひとつとなっており、帝国北部のカプア男爵家が被害に遭っている。
【赤い星座に関連する人物】
異名と名前のみ登場。ランディの父。碧の軌跡の半年前に≪猟兵王≫と相打ちで命を落としている。
・≪赤の戦鬼≫シグムント・オルランド
バルデルの弟。シャーリィの父親で、ランディの叔父にあたる。巨大な2丁戦斧(双戦斧)を得物とし≪闘神≫≪猟兵王≫に並ぶ大陸最強の猟兵の1人とされている。≪闘神≫≪猟兵王≫亡き後は最強の猟兵と言われており、実質的に赤い星座の団長となっている。≪風の剣聖≫アリオスでも互角と評されるなど、普通の人間としては最強クラスの実力者。強敵との戦いを楽しむ戦闘狂で「人喰い虎」と評されているが、指揮官としての広い視野と判断能力も持ち合わせており、無駄なく行動する合理性の高い人物。
・≪闘神の息子≫≪赤い死神≫ランドルフ・オルランド
バルデルの息子。武器はブレードライフル<ベルゼルガー> 19歳のときに部隊から迷走している。
・≪血染めのシャーリィ≫シャーリィ・オルランド
シグムントの娘でランディの従妹にあたる少女。武器はチェンソー付き火炎放射内蔵ライフル<テスタ=ロッサ>を使用する。ランディと同じく9歳の頃から戦場にでて、若年でありながら<赤い星座>の部隊長を務める。父シグムントも認めるほどの観察眼を持っており、《銀(イン)》が体格を変えているため全力を出せない状態であることを初対面で見切った。平時は無邪気な性格だが、本質は戦闘狂で父同様「人喰い虎」と喩えられている。
・ガレス
<赤い星座>の部隊長の一人。狙撃の名手。≪閃撃≫の異名を持ち、その圧倒的な精密射撃でかつて≪闘神≫バルデルの右腕を務めた。現在は部隊長であると同時にシャーリィの守りも担当している。
・ザックス
<赤い星座>の副部隊長。かつてランディ率いる部隊で右腕を務めた。離脱したランディに対してもランドルフ隊長と呼ぶなど、一定の敬意を持ち続けている。作中では大剣を得物とし専用戦技も使用してくる。
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