赤ずきんチャチャとは、「りぼん」(集英社刊)に連載された彩花みんのギャグ漫画(1992~2000年)である。
りぼんマスコットコミックスとして刊行されている(全13巻)。
2006年に文庫版が刊行された(全9巻)。
概要
原作
偉大な(変態)魔法使い「セラヴィー」の下で魔法の修行をする「チャチャ」と、その幼馴染で狼男の「リーヤ」、セラヴィーを敵視する「どろしー」の弟子である「しいね」を中心に繰り広げるコメディ作品。
独特のギャグセンスで人気を博した。同じ学校に通う「やっこ」、「お鈴」、「マリン」や教師の「ラスカル」も話を引っ掻き回し、主役を食うほどの勢いを見せる面もある。
アニメ版
TVアニメ版は、スタジオぎゃろっぷの制作でテレビ東京系にて放映された。全74話(1994~1995年)。
アニメ版はスポンサーの意向により、変身ヒロインものとして作られたため原作からは大きな変更がなされている。
なお、チャチャの声を担当した鈴木真仁のデビュー作であり、新人を主役に抜擢するという異例の起用であった。
また、リーヤの声はSMAPのメンバーである香取慎吾が演じていた。
ほぼオリジナルストーリーながらもアニメ版は概ね好評であり、アニメ版でチャチャが変身する「マジカルプリンセス」を模した像が原作にも登場するなどの演出が見られた。
TV放送当時はオープニング曲の「君色思い」はSMAPが歌うものであったが、大人の事情によりLD及びDVD版ではエンディングテーマを歌っていた沢田聖子に替わっている。
テレビ東京系列の無い地域でも他系列の放送局や独立局で放送されたが、テレビ静岡や青森放送では放送途中で打ち切られた。
原作後半エピソード、OVA
原作後半ではチャチャ、リーヤ、しいねの三人組に加えてポピィが加わり、彼も巻き込んだストーリを展開する。また、ポピィが登場するアニメーション版としてOVA(全3巻)が制作されている。
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関連項目
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