概要
赤い牛の形をした張子人形。「べこ」は方言で牛の意味。張子なので、伝統的には和紙などが材料として使われるが、近年ではペーパークラフトやプラスチックなどの多様な赤べこも見られる。
指で押して離したり、風が吹いたりすると首が揺れる仕組みになっている。うなずいているようにも見えてかわいいが、元は子供をあやす玩具として使われていたことの名残とされる。
無病息災や厄除けの効果があるとされ、子供の健やかな成長を願い贈られることも多かった。身体の赤色は厄除けのためとされ、胴にある丸い模様は疱瘡(天然痘)が治った痕として疱瘡除けの意味があるとも言われている。
発祥は明確ではないが、平安時代に蔓延した疫病を払った赤い牛や、江戸時代に柳津町の円蔵寺の虚空蔵堂の再建時に現れた、木材を運ぶ赤い牛の群れの伝説があり、そこから作られ始めたとされる。
特に2020年代ごろからバリエーションが増え始め、水色の「青海波べこ」のほか、新幹線の「E5系赤べこ」など特に赤くないものや、「ケルベロス赤べこ」などの突然変異種も出現している。キーホルダー等のキャラクターグッズも増加しており、コンビニ等でも「赤べこガチャ」が登場したり、「赤べこバリケード」というご当地の工事バリケードも設置されたりしている。
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