赤坂秀樹(あかさかひでき[1])とは、映画「シン・ゴジラ」の登場人物である。キャストは竹野内豊。
概要
内閣総理大臣補佐官・国家安全保障担当。選挙区は東京第8区(杉並区)[2]。東大卒で外務官僚出身の42歳[3]。無趣味。
当作品の主要キャラクターのひとり。名前の由来は、安野モヨコの漫画などが元ネタとなっているという情報[4]から、「ハッピー・マニア」の藤堂秀樹であると思われる。劇中での呼び名は「赤坂補佐官」「赤坂さん」「赤坂先生」など。
「内閣総理大臣補佐官」(首相補佐官)とは内閣総理大臣直属のスタッフであり、総理大臣の補佐およびアドバイザーとしての役割を持っている。内閣官房に定員5人まで配置されており、さらにその中から1名が、重要な政策に従事する「国家安全保障担当」として指定される。赤坂秀樹の役割はこれにあたる。劇中でも、大河内清次 内閣総理大臣に付き従い、要所で的確な具申を行っている。
細身ながらがっしりとした体格、精悍な顔立ちだが、七三分けの髪型と銀縁眼鏡にスーツ姿という装いで、理知的・落ち着いた雰囲気を持つ。早口で喋る登場人物が多いなか、赤坂は比較的ゆっくりとしたテンポで、相手に言い聞かせるような口調で喋ることが多い。
主人公である矢口蘭堂 内閣官房副長官・政務担当とは、個人的な面識があるような描写がなされている。通常、内閣総理大臣補佐官は内閣官房への指揮命令権を持たないためこれらへ直接意見することはないが、矢口に対しては、赤坂は裏で個人的に助言を行なっている。計算高い能率重視なりアリストであり、理想主義的に突き進もうとする矢口を、現実的な意見で諌めるケースが多いようである。
この項目は、下記に本作のネタバレを含んでいます。 未鑑賞の方はご注意ください。(要スクロール) |
劇中盤、都内へと進行したゴジラの放射火炎(通称「内閣総辞職ビーム」)により首都は壊滅。大河内総理大臣を含め主要閣僚が死亡し、里美農相が総理大臣代理に就任。組閣人事で赤坂は内閣官房長官代理に任命される。
ヤシオリ作戦によりゴジラが活動凍結した後、赤坂は矢口に対し里見内閣の総辞職を告げた後「せっかく崩壊した首都と政府だ。まともに機能する形に作り変える」と野心を語っている。
関連静画
関連項目
脚注
- *下の名前の読み仮名が不明のため、当記事では仮に「ヒデキ」と設定しています。
- *株式会社カラーのツイートより
- *株式会社カラーのツイートより
- *株式会社カラーのツイートより
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