赤穂線とは、兵庫県西部と岡山県を結ぶ西日本旅客鉄道(JR西日本)の路線である。
概要
改正鉄道敷設法に基づく路線で、船坂峠越えのある山陽本線のバイパスとして建設された。山陽本線相生駅と山陽本線東岡山駅間を結ぶ路線で、単線電化。
1951年に相生駅~播州赤穂駅間が開業したのを皮切りに延伸していき、全通したのが1962年である。この間に山陽本線の電化による輸送力改善が完了したため、当初計画の山陽本線バイパス路線としてではなくローカル輸送が主となり地方交通線として現在に至っている。
播州赤穂駅より姫路方はアーバンネットワークの一角を成しており、新快速を使えば敦賀まで乗り換えなしで行くことが可能である。(但し日中は系統分割され姫路までの運行が多い。)また、ラインカラーは青色で路線記号は「A」である。
一方、播州赤穂駅より岡山方では岡山へ通勤する客が利用する他、列車は伯備線新見方面や山陽本線糸崎方面まで運行する。こちらのラインカラーは赤色で路線記号は「N」である。(かつては出雲市から播州赤穂駅まで運転されていた列車もあったらしい。特急やくも以上の走行距離だ)
山陽新幹線開業までに運行されていた山陽本線急行列車の一部が赤穂線経由だった事もある。
管轄は兵庫県内が近畿統括本部、岡山県内が岡山支社となっている。
2016(平成28)年3月26日のダイヤ改正より播州赤穂駅以西の線内各駅にて通年でドア半自動扱いとなった(ただし117系など一部対象外の列車もある)。なお山陽本線内は東岡山駅も含め従来通り自動でのドア扱いとなる。
227系は今のところ赤穂線出禁である事が227系運転台のテプラ・東岡山ホーム端の注意書きに書いてある。(変電所の対応などでいずれ乗り入れられる様になるとは思うが)
駅一覧
※姫路駅~相生駅・東岡山駅~岡山駅間は山陽本線だが、運行区間が一体となっているので便宜上記載する。
新 快 速 |
駅名 | 備考 |
● | 姫路駅 | 西日本旅客鉄道(JR西日本):山陽新幹線・山陽本線(JR神戸線)・播但線・姫新線 山陽電気鉄道(山陽姫路駅) |
● | 英賀保駅 | |
● | はりま勝原駅 | |
● | 網干駅 | 網干総合車両所最寄り駅 |
● | 竜野駅 | |
● | 相生駅 | 西日本旅客鉄道(JR西日本):山陽新幹線・山陽本線 |
● | 西相生駅 | |
● | 坂越駅 | |
● | 播州赤穂駅 | 当駅にて系統が分かれる。周辺施設は赤穂城跡とか |
天和駅 | ||
備前福河駅 | ここまで近畿統括本部管轄 | |
寒河駅 | ここから岡山支社管轄 | |
日生駅 | 鹿久居島/頭島への最寄り駅(備前♡日生大橋を通って) | |
伊里駅 | ||
備前片上駅 | ||
西片上駅 | ||
伊部駅 | ||
香登駅 | ||
長船駅 | ||
邑久駅 | ||
大富駅 | ||
西大寺駅 | 当駅始発の列車も多数設定されているので当駅より岡山駅方面は本数が多め | |
大多羅駅 | ||
東岡山駅 | 西日本旅客鉄道(JR西日本):山陽本線 | |
高島駅 | ||
西川原駅 | ||
岡山駅 | 西日本旅客鉄道(JR西日本):山陽新幹線 山陽本線・津山線・吉備線(桃太郎線)・宇野線(瀬戸大橋線)・伯備線 岡山電気軌道:東山本線・清輝橋線(岡山駅前電停) |
使用車両
過去の使用車両
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関連項目
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