曖昧さ回避
超神とは…
もしかして→超神ビビューン?
もしかして→超神伝説うろつき童子?
もしかして→超神姫ダンガイザー3?
もしかして→超神水?
もしかして→超神ネイガー?
もしかして→超神Z?
もしかして→超力超神ヤソマガツ?
もしかして→トランスフォーマー 超神マスターフォース?
もしかして→MUGENのキャラ製作者の超神氏?
もしかして→『キン肉マン』に登場する下天した超人の神?(本項で解説)
概要
超神とは、超人たちを抹殺しようという意見を持つ神々のうち、神の座を捨てる事になっても超人抹殺を決行するため下天してきた12人の神々である。中には超人という種に興味を抱き、直接その力を確かめてみたかったり、超人に試練を課す目的で下天した神々もおり、彼らはそれぞれに個々の思惑があり、意見が完全に一致しているわけでは無いようだ。
かつて超人抹殺に使用したカピラリア七光線照射装置を分割した「カピラリアの欠片」を108つに分割し、当時106人の神々がそれぞれ所持しており、その全てを揃えなければ再び照射はできないことになっていた。
そのため、超人となって地上を守護していたザ・マンや、私利私欲のために超人の存在が有益だと考えている五大邪悪神から欠片を奪うことを画策。
その手駒として大魔王サタンを利用、サタンはオメガ・ケンタウリの六鎗客を利用してザ・マン打倒を狙う。サタンがジャスティスマンに打ち破られると、いよいよ神々が直接地上に姿を現す事になった。
まず中国の始皇帝陵に降り立った神々は駆けつけてきたキン肉マンビッグボディと対峙し、彼を守る強力チームをランペイジマンが一掃。そこに割り込んできたキン肉マンスーパー・フェニックスの提案に乗り、地球の四カ所に三人ずつ分散して戦う事になった。序盤戦が超人側の3勝2敗となったところでザ・マンが超人たちに天に昇る資格を与えるよう提案。“調和の神”もそれを了承する。
能力
神々はそれぞれが司る分野の名で“○○の神”と呼ばれるが、下天し超神となった際に新たな名が生じる。
超人を上回る身体能力や、神としての超能力を基本的に有する。
超人強度は9999万パワー。オーラのような膜に覆われており、カピラリア七光線は通用しない。しかしこの膜は通常攻撃で破れてしまい、膜を破った後にカピラリア七光線を浴びせれば倒す事は可能。
メンバー
“調和の神”ザ・ワン
リーダー格。かつては“慈悲の神”と天界の勢力を二分する有力な神だった。
奇怪な鳥の背に乗り、和風の扇子を手に持つ。
イタリアのローマ・コロッセオに現れ、スーパーフェニックス&ビッグボディ組(ゴッドセレクテッド)とイデアマン&ザ・ノトーリアス組(マイティハーキュリーズ)のタッグマッチを見守る。試合後にザ・マンと語らい、超人に天に昇るための試練を受ける資格を与え、残り8名となった超神たちを率いてバベルの塔で待ち受ける。
“戒律の神”ランペイジマン
最初に実体を現した超神で、キン肉マンビッグボディと対戦するかに見えたが、強力チームやフェニックスの登場で勝負には至らず。移動後はビッグボディのいるローマ・コロッセオではなくソ連・ダルヴァザに現れ、マンモスマンとコーカサスマンの戦いを見守る。その試合の後、カピラリアの欠片を仲間に届けるマンモスマンの行為を見逃す度量を見せた。
バベルの塔では三階でロビンマスクと対戦。ロビンとキン肉マンの関係を、“調和の神”とザ・マンの間柄に良く似ていると評し、試合途中でロビンの事を認めて超神の仲間になるよう勧める。試合はそのまま進んでロビンに敗れるが、試合内容・ロビンの実力ともに満足して塔の頂上へと送り込んだ。
“憤怒の神”バイコーン
エジプト・ピラミッド前に現れた超神。プリズマンと対戦し、超神にはカピラリア七光線が通用しないことを示して圧倒するが、背中に付けられた傷の部分からレインボー・シャワーを浴びて倒された。
“安寧の神”ザ・ナチュラル
ソ連・シャウレイ「十字架の丘」に現れた超神。サタンクロスと対戦、様々な奇襲を「安寧の精神」で退ける。「ナチュラルフェイスシールド」を活用した戦いでサタンクロスを破り、カピラリアの欠片を奪った。
バベルの塔では四階でザ・バーザーカーとタッグチーム「モデスティーズ」を組み、アシュラマン、サンシャインとタッグマッチで対決。サンシャインの死をも覚悟の猛攻によって倒され、味方であるザ・バーザーカーに亡骸をリング外に投げ捨てられるという酷い仕打ちを受ける。
“修練の神”コーカサスマン
ソ連・ダルヴァザ「地獄の門」に現れた超神。マンモスマンと対戦、ビッグ・タスクやノーズ・フェンシングを弾き返す強固な防御力を見せつける。三本の角「クエルノブレード」で圧倒するが、友情パワーを得たマンモスマンに逆転されて敗れ、超人たちを大いに賞賛しながら「地獄の門」に身を投げていった。
“理性の神”イデアマン
イタリアのローマ・コロッセオに現れた超神。ザ・ノトーリアスとタッグチーム「マイティハーキュリーズ」を組み、フェニックスとビッグボディと対戦する。天界最強のタッグを自負するが途中でペースが乱れて敗北。彼が目指す新たな地平には「ヒントは超人にあり」と“知性の神”から告げられており、超人に期待を掛ける言葉を残して倒れた。
“狂気の神”ザ・ノトーリアス
イタリアのローマ・コロッセオに現れた超神。イデアマンとタッグチーム「マイティハーキュリーズ」を組み、フェニックスとビッグボディと対戦する。天界最強のタッグを自負するが途中でペースが乱れて敗北。
“進化の神”ジ・エクスキューショナー
バベルの塔の一階に現れた超神。4m近い巨体を誇る。かつてジェロニモを超人に引き上げた事があり、読者からは「スーパーマン・ロードの神」の仮称で呼ばれていた。バベルの塔の試練ではそのジェロニモと対戦する。これまで結果を残せなかったジェロニモの奮闘に敗れ、その成長を賞賛した。
“禍福の神”リヴァイアサン
バベルの塔の二階に現れた超神。かつてザ・マンがストロング・ザ・武道として装着した装束「発心の鎧」を纏って超人との戦いに臨む。ネプチューンマンと対戦し、優勢に試合を運ぶが火事場のクソ力を発揮したネプチューンマンに敗北。その力を新たな希望と感じ、「天界の危機を救って欲しい」と呼びかける。
“維新の神”オニキスマン
バベルの塔の五階に現れた超神。ウォーズマンに似た機械の体を持つ「ロボ超神」で、戦法もウォーズマンと良く似た技を用いる。超人強度1億パワーに達したウォーズマンと引き分け、試練を合格として最上階へと転移させた。強さを得るため積極的に体を機械へと改造しており、「機械そのものに善も悪も無い」との言葉はウォーズマンの心に良い影響を与えた。
“自制の神”ザ・バーザーカー
バベルの塔の四階に現れた超神。大剣を手にして登場したが試合では使わず。ザ・ナチュラルとタッグチーム「モデスティーズ」を組み、アシュラマン、サンシャインとタッグマッチで対決。ザ・ナチュラルの遺体を投げ捨て、死んだサンシャインを侮辱するなどしたが、アシュラマンの友情パワーに敗北するとその力を認めて暴言を謝罪。超人達の将来性に期待する言葉をかけた。
“洞察の神”マグニフィセント
バベルの塔の六階に現れた超神。キン肉マンと対戦する。プリンス・カメハメらココナッツ星の超人達を創造した神で、キン肉マンを圧倒するが、カメハメの志を受け継いだキン肉マンの反撃に敗れる。超人を創造した責任を重く悔いていたが、キン肉マンの姿を見てその悔いは晴れた。
余談
カピラリアの欠片は神々の総数である108つに分割されたのだが、実際の神々の数は正義の神々が100人、邪悪の神々が5人。神の座を捨てて超人となっていたザ・マンを加えても106人であり、実は108つの神の座が全て埋まる事はこれまで無かった。そのため、神の座にふさわしい生命を創造する試みが行われ、その候補として誕生したのが超人であった。
超神たちはかつて正義の神々としてキン肉マンの王位継承を認めており、その時は「地上の平穏のため最善の選択をした」とのこと。この時はまだ火事場のクソ力の拡散と強大化は容認できる程度であったようだ。
関連項目
- キン肉マン
- キン肉マンの登場人物一覧
- 邪悪の神(キン肉マン) ……かつて天上界で共に過ごした仲間。仲は険悪だが、一定の評価はしている
- ザ・マン ……かつての“慈悲の神”。“調和の神”はザ・マンも超神だと考えているが、ザ・マンは“調和の神”たちも含めて「超神では無く超人だ」と認識している。
- サタン(キン肉マン) ……神になりそこねたがゆえの中途半端な存在
- オモシロ起源説
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