越前リョーマとは、漫画・アニメーション「テニスの王子様」シリーズに登場する主人公である。CVは皆川純子。
テニミュキャスト推移は柳浩太郎→kimeru(事故の為代役)→遠藤雄弥→柳浩太郎・遠藤雄弥(※1)→桜田通→阪本奨悟→高橋龍輝→小越勇輝→古田一紀→阿久津仁愛
(※1この時はダブルキャストではなく、場面に応じて交互で出演する形だった)
概要
テニスの王子様の主人公、私立青春学園中等部1年。口癖は「まだまだだね」。極度の猫好き。
アメリカ生まれの帰国子女であり、青学に入学した時点ではアメリカのジュニア大会4連覇の記録を引っさげて登場する。現役時代37戦無敗を誇った元プロテニスプレイヤー・越前南次郎の息子で、幼い頃からの英才教育と受け継いだ才能により、左利きなのに右打ちでも常人と同じレベルで試合が出来る、無我の境地・百練自得の極み・才気煥発の極み・天衣無縫の極みと技を持つまさにテニスの申し子。
中1の身体測定時に重りをつけたまま体重測定を行ったり、かなりの遅刻魔といううっかりな一面も見受けられる。
リョーマは悪役?
主人公にしてはちょっと性格が悪いリョーマだが、これは元々リョーマは悪役としてデザインされているためである。
当初は四天宝寺中の遠山金太郎が主人公で、リョーマはライバルキャラとして登場する予定だった。
はっきり言って越前リョーマは悪人ですよ。
技(能力)一覧
- ツイストサーブ
- 連載初期の必殺技。打球が利き腕方向に急角度でバウンドするサーブ。
- ツイストスマッシュ
- ツイストサーブを応用したスマッシュ。
- サイクロンスマッシュ
- アニメのみ登場。全身をフルに使ったジャンプスマッシュ。真田をしてラケットを弾き飛ばされる威力を持つ。
- 一本足のスプリットステップ
- 片足で着地することで通常よりも一歩半早く踏み込むことが出来る。作中で言及されている通り打球の方向を読む天性の嗅覚が前提となる。
- ドライブA
- 至近距離から顔面目掛けて打つドライブボレー。
- ドライブB
- スライディングジャンプから放つ強烈なドライブボレー。アルファベットのBを横にしたような軌道を描く。
- ドライブC
- バウンド後に跳ねずに転がるドライブショット。後述のCOOLドライブのお試し版に近い。
- ドライブD
- ドライブBを連続で繰り出す。
- COOLドライブ
- ドライブCの2倍以上の回転を掛けたドライブショット。その威力はバウンド前に打ち返そうとしてもラケットを離れずに駆け上ってしまう程。
- サムライゾーン
- 相手のリターンが自分の手元に帰ってくるように打球をコントロールする。手塚ゾーンと同様の技で父・南次郎譲りの技だが、リョーマ版はまだ不完全である。
- サムライドライブ
- ネットのワイヤー部分にドライブショットを打ち込みボールを真っ二つにする。テニプリではラケットや選手はよく壊れるが、ボールを壊す技は本編ではこれくらいである。
- 無我の境地
- 過去に対戦した相手の技を無意識に繰り出す。無意識というのが曲者で体力の消耗が激しい弱点があったが、後にある程度コントロール出来るようになった。
- 百錬自得の極み
- 無我のパワーを片腕一本に集め、威力・回転などを倍返しで返球する。フットワーク等が疎かになるため不完全なサムライゾーンでは本来不可能だが、自己流で移動時は脚部にパワーを移すことでどうにか実現した。
- 才気煥発の極み
- 通称「絶対予告」。ポイントが決まるまでの展開を完全にシミュレートする。
- 天衣無縫の極み
- 全身が眩いばかりのオーラに包まれ、爆発的な力を発揮する。南次郎曰く、勝つためのテニスではなく真に純粋にテニスを楽しむ心を思い出せば誰でも至れる可能性はあるという。
- 光る球(デストラクション)
- ラケットの最も威力を伝えられる1点「スーパースイートスポット」でボールを捉えることで脅威的な威力を生み出す。バズーカ砲並の威力のわりに原理がシンプルで、一度覚えたらうっかり打ってしまうという難儀な代物。
関連静画
関連項目
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