踊る人形とは、アーサー・コナン・ドイルによる小説。また、同小説に登場する暗号。
概要
『踊る人形』(原題:“The Adventure of the Dancing Men”)は、『シャーロック・ホームズ』シリーズの短編小説。短編集『シャーロック・ホームズの帰還』に収録。暗号の解読が主軸となっている作品。
作中の「踊る人形」は、一見して様々な姿勢の人形を並べた落書きに見えるが、単一換字式暗号である。旗を持った人形を語の区切りとし、腕や足の有無、折り曲げ方によって、それぞれ一つの文字を表現する。
あらすじ
諮問探偵シャーロック・ホームズは、友人のジョン・H・ワトスンに一通の手紙を見せる。そこには、子どもの落書きのような「踊る人形」が描かれていた。依頼者のヒルトン・キュービット氏によれば、彼の妻エルシー・パトリック夫人は、この「踊る人形」を見てから様子がおかしいらしい。「踊る人形」が単なる落書きでないとすれば、どんな意味を含んでいるのだろうか。また、依頼者の夫人は何を隠しているのだろうか。
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関連項目
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