概要
主に優等列車などで車内放送前に流されるチャイムの事。かつては唐突に車掌による車内放送が始まっていたのだが1958年に夜行列車にて試験的に「ブラームスの子守唄」を車内チャイムとして使用したところ好評だった為、東海道新幹線などで本格使用が開始された。
車内チャイム導入時には国鉄では「鉄道唱歌」や「アルプスの牧場」「ハイケンスのセレナーデ」などが広く使用されていたが分割民営化後は車内チャイムも多様化していき、現在では私鉄を含め列車毎や車両毎にメロディーが違っている事が多い。
特に最初期には「鉄道唱歌」が車内チャイムとして使用されていた東海道新幹線では「黛チャイム」「ひかりチャイム」などを経て、2003年以降は「AMBITIOUS JAPAN!」(2023年より「会いにいこう」)や「いい日旅立ち・西へ」が使用されている。
車内チャイムは基本的に車内放送前に流れるが、列車や駅間距離などによっては車内チャイムを省略して車内放送を行う場合もある。但し、そのような列車であっても始発・終着駅や中核駅出発・到着時には流される。
なお、時折列車内にて車内チャイムをマイクで録音する人がいる。そのような人を見かけた場合、付近では極力音を立てないようにしてあげると喜ばれるだろう(但し、録音する側も最低限のマナーを守る必要がある)。
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