ここでは、1.について解説する。
概要
ざっくり言うと、今勤めている会社をやめて(あるいは自営をやめて)、別の会社に就職する(あるいは自営を始める)こと。
転職理由はさまざまであるが、概ね
などがある。
転職活動について
もしあなたが退職届を今まさに出そうとしてるなら、ちょっと待って欲しい。
就職活動時にはなかった、転職活動のメリットをみすみす捨てている。
就職活動であれば、「内定がでない」ということは既卒枠になることや就活留年しなければならないなど、もう数え切れないぐらいデメリットがある。
でも今あなたには職がある。別に内定が出なくたって何の不都合もない。
内定が出なければ普通に働き続ければいいのだ。 ※ブラック企業の場合は除く。
第三志望程度まで会社を絞り込み、それ以外の会社は面接のカンを養う場として捨てる。
自分が納得の行く会社にめぐり合うまで延々と転職活動できる。
これが在職中に転職活動を行うメリットである。
どうせやめるなら、今より待遇のいいところに転職しないと意味がない。そうでしょ?
※明らかなブラック企業に働いており、精神的にボロボロで限界、
自殺しか考えられない場合はまず逃げてください。(緊急避難)→ ブラック企業も参照。
もしかしたら自分の勤めている場所がブラック企業かも?と疑ってみるのもまた一興。
(洗脳によって本人だけ気付いていない場合がある)
脅しや思い込み
ブラック企業等においては「会社を辞めた人間を雇ってくれる会社などない!」などと
退職妨害を兼ねた洗脳や錯覚を行う場合もあるが…
転職者は普通にいるし、よほど成績や態度が悪くなければ気にしない。騙されてはいけない。また、退職には条件(謝罪や損害賠償、減給、代わりを連れてくる)は一切必要ない点も覚えておこう。
※退職時に必要なのは、退職意思を伝えて貸与品を返すくらい。
※労働基準法の違反は犯罪であり、「どこもやってるから」は言い訳にならない。
リベンジ転職について
就職活動との転職活動の最大の違いは、問われるのが「学生時代にやってきたこと」から「社会人時代の実績」に変わること。より実力勝負に近くなる。
逆に言えば、学生時代のクラブ活動や、バイトリーダーやボランティア、海外に行ってきました~など就職活動に役立ちそうな経歴はあまり問われることはない。
これは新卒には「自社で育てるに値する優秀な素材」を求めているのに対して、社会人には「すぐ戦力になる人材」を求めているから。
ゆえに、就職活動時に上記のようなリア充経歴をほとんど持っていないものの、社会人になってからその業界で有用な資格を取ったり、それなりの業務経歴を証明できれば転職活動がスムーズに進むであろう。ただし名ばかりで役に立たない資格も多いため要注意。
→ 資格 の項目も参照。
非リアだが職場で重宝される人材が就職活動時の失敗を取り戻す、これがリベンジ転職である。特に採用時に不景気だった人は景気回復時に上記のようなリベンジ転職を行う場合が多い。
今の会社が実力を評価してくれない?じゃあ一度自分の実力が世間でどう評価されるか、転職市場に聞いてみればいいんじゃない?
転職サイトの過信は厳禁
転職先がブラック企業だった…
今の時代は直接企業やハローワークに出向かなくても就職先を探すことはできる…が
転職サイトサービスによって得意分野や取り扱う企業も異なるため、「いい所を見つけてくれるだろう」「どこでもいいや」と手放しで全部を任せ、何も考えず紹介された企業に即就職…というのは危険。
転職サイトを使うのも手ではあるし、絶対に悪いという事ではないのだが、向こう側のノルマ(就活成立)のために向こうからブラック企業を適当に選んでくる場合もあるため、過信は厳禁。
「紹介した企業が絶対にブラック企業ではありませんよ」と保証金付きで保証してくれる訳ではない。その企業は必ず調べておこう。「ブラック」「残業」「帰れない」などネガティブな要素も併せて検索すること。
→ ブラック企業 の項目も参照。 その他、関連項目もご参照頂きたい。
妙に楽勝すぎる場合…
年齢や学歴、成績、資格といったあらゆる面で不利なのにも関わらず、妙にあっさり内定が出る場合も警戒しておいた方が良い。人材消耗が激しく、新しく使い潰せる人材を探している場合もある。
関連項目
知っておくと便利 |
有給休暇・サービス残業の項目もオススメである。
金銭・時間・労働力を薄給激務で死ぬまで使い捨てられる「捨て駒」にならないように。
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