「深海のアイドル、軽巡棲鬼ちゃんだよー!ニドトフジョウデキナイ・・・シンカイヘ・・・シズメッ!」
軽巡棲鬼(けいじゅんせいき)とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」に登場する深海棲艦である。
概要
2015年冬イベント「迎撃!トラック泊地強襲」のE-3に出現する深海棲艦で、トラック諸島に接近するボス艦隊の旗艦を務めている。彼女を5~7回(難易度によって異なる)撃破する事で海域突破となる。
イベントボスの扱いで、遭遇時に台詞を言う他、攻撃時・被弾時・撃沈時にも台詞がある。
後述の理由から、那賀野(ながの)や那珂野(なかの)と呼ばれることもある。阿珂派は少ない。
下半身が無く、船の艦首のようなパーツに人型の上半身が付いている具合である。見た目は艦娘の那珂に似ており、那珂が深海棲艦化した姿だと推測されている。また、服装はネクタイの代わりにベルト上の太い縦のラインが強調された阿賀野型に近いデザインで、ゲージ破壊寸前になると姿を見せる最終形態は阿賀野に似ている(史実では那珂も阿賀野もモチーフとなったトラック島空襲で沈んでいるため関連性が疑われる)。
最終形態になると頭のお団子が吹き飛び、服が破れて胸元が露わになるが艦娘と違って服が破れても弱くなる事は無い。こんなになっても、軽巡棲鬼ちゃんは路線変更しないんだから!
先の「発動!渾作戦」にて登場した駆逐棲姫と同じように、イベント海域の題材になった海域と因縁が深い艦娘がモチーフになった深海棲艦の登場は今後ももしかすると定着していくのかもしれない。
間違えやすいが、戦艦棲姫や駆逐棲姫とは異なり、こちらの名前は『軽巡棲鬼』である。
ゲーム中でも艦種は『鬼』となっている。
6inch2連装速射砲、6inch2連装速射砲、偵察機、電探を装備しており、もちろん対潜攻撃も可能。そして軽巡とは思えない耐久値(通常時210、最終形態270)を持ち、さらに装甲値も135と堅い上に最終形態になるとこれがなんと170まで上昇、戦艦棲姫すら上回る鉄壁ぶりを発揮する為、夜戦に持ち込まなければ仕留める事は難しいだろう。さらにこれは乙・丙難易度における話で、甲難易度の場合は最初から最終形態と同様のステータス(HP270・装甲170)の軽巡棲鬼と戦わなくてはならない。幸いにも火力は65(最終形態で75)とさほど高くなく、陣形の影響もあって鬼・姫クラスにしてはさほど脅威にならないのが救いだが。
尚且つ、E-3の場合は甲の方が乙と比較してゲージ破壊までに必要な撃破回数が少なくなるため甲の方が結果的に攻略が楽、とする意見も少なくないらしい。結局は提督のプレイスタイル次第だろう。
しかし彼女と戦うにはどの針路を進むにしても恐怖の戦艦棲姫と一戦交えないといけないため、艦隊を痛めつけられた状態での戦闘を強いられる事も多い。
と、ここまで書くと戦艦並みのしぶとさに軽巡並の回避力を備えた隙の無いボスのように思えるが、あくまで軽巡なので、潜水艦を連れて行くとただひたすらに潜水艦を殴り続ける。夜戦に入ってもひたすら潜水艦を優先で殴る。
やめてくだち!
輪形陣を組んでいるので練度が高い潜水艦でも一撃で中破・大破に追い込まれる事も多いが、対潜装備を何も搭載していないので思いのほか被害が少なく済む場合もあり、何より第二艦隊に潜水艦を編入していれば夜戦でカットイン攻撃を撃たせないようにする事も可能なため、潜水艦がいるならば出撃を検討してみる余地は充分ある。
E-3ではボス艦隊の旗艦を務めている軽巡棲鬼だが、最深部のE-5では一番最初のマスで遭遇する可能性がありE-5の難易度を引き上げる要因の一つとなっている。ただしE-5初戦の場合は輪形陣ではなく単縦陣でやってくる為、潜水艦に対してはE-3ボス戦に輪をかけて貧弱なダメージしか入らない事も多くなり、実質無力化したも同然の状態で進軍できるだろう。
2015年春「発令!第十一号作戦」の場合
その後、2015年春イベント「発令!第十一号作戦」で再び登場。甲作戦で進む提督の前に最初のステージから早くも現れ、重巡リ級の護衛艦を務める。その後もE-1に続きE-3道中(Dマス)でも出現、「鬼」の名を冠する深海棲艦としては様々な海域へ顔を出している。相変わらずの重装甲だが、後述するとおりいずれも倒す必要が無い場合が多い。
後者のE-3は敵の輸送艦を沈める通商破壊作戦だけに、補給艦の護衛任務を務めるという意味ではモチーフとなった軽巡洋艦の那珂ちゃんと同じポジション、という奇妙な縁がある。
この姿に、2015冬イベントで彼女と会いまみえた提督達からは再会を喜ぶ声も上がる一方で「地方巡業」「左遷」などと哀愁の混じった意見も見られたという。特にE-1ではボス護衛の役で登場しながら、ドヤ顔を浮かべたまま護衛対象の重巡リ級をスナイプされるさまは、涙と笑いが同時に出てくる。(そしてクリア後は登場しなくなる)
さらにE-3ではDマスに出現しない場合もあり、日によって出てきたり来なかったりという状態は「栄華から転落したショックでやる気をなくしたアイドル」というイメージに拍車をかけている。
さてそんな、軽巡棲鬼ちゃんの明日はどっちだ。2015夏イベントで返り咲けるのか・・・?
通常海域で軽巡棲鬼ちゃんセンター!一番の見せ場です!
なんて言ってたら、同年春イベントの翌月に実装された「カレー洋リランカ島(4-5)」にて登場。
港湾棲姫、重巡ネ級と並んで、まさかの通常海域デビューである。
南回りの針路を進んだ場合に行ける、ボスマス直前のHマスで待ち構えている。
なにかと不遇な扱いを受けた春イベントとは違いこちらでは港湾棲姫の前座門番を務める大役を務め、しかもこの舞台では戦艦ル級改flagshipや新型艦載機を搭載した空母ヲ級flagshipなど強力な親衛隊やバックダンサー随伴艦が目白押し。その豪華絢爛なさまはまるで不遇な時代を乗り切って再びアイドルへ返り咲いたかのような展開となった。
そんな、軽巡棲鬼たちの攻撃を凌いで港湾棲姫の元へ辿り着くのは困難を極めるだろう。
明らかに随伴艦の方が脅威であるわけだが、それはそれで。
2015年夏「反撃!第二次SN作戦」の返り咲きデビュー!
2015年8月に開催された夏イベント「反撃!第二次SN作戦」にて三度のイベント参加である。
E-2こと「ソロモン海」のボス旗艦として登場、提督達の前に立ち塞がる。
しかも随伴艦には戦艦タ級、重巡ネ級に後期型駆逐艦eliteなど上述の4-5にも劣らないほどの豪華ぶりで、さらに本イベントは戦力をいくつかに分散しなければならないために制限された戦力で倒さなければならないのが辛い。攻撃力は例によってさほど高くないが、それでも戦力を出し惜しみしていると長く足止めを食う事になる。
そればかりか甲・乙作戦の場合はゲージ陥落が目前になるとダイソンこと戦艦棲姫を親衛隊特別ゲストに迎え、スペシャルなライヴで連合艦隊を出迎えてくれる。幸いにも空母は出てこないので制空権を取るのは簡単だが。
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関連項目
「ススムガ・・・イイサ・・・・・・その先には・・・」
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