近藤浩治とは、マリオシリーズなどのゲーム音楽で知られる日本の作曲家であり、ゲーム音楽界を開拓した神である。
♪ スーパーマリオブラザーズ |
概要
任天堂に所属し、現在の役職は情報開発本部技術部技術課課長サウンド担当。マリオシリーズ、ゼルダの伝説シリーズなどの音楽で知られ、世界でもっとも有名なゲーム音楽ともいえる「スーパーマリオブラザーズ」のステージ曲(「テレッテッテレッテッ♪」で始まるアレ)を生み出した人物。
あのポール・マッカートニーから、マリオの大ファンだという息子をダシに食事に招待され、宮本茂と共にサインをねだられたというぐらい有名。同業者では、下村陽子などが尊敬するゲームミュージックコンポーザーとして近藤の名前を挙げている。
1961年8月13日、愛知県名古屋市生まれ。幼少の頃から音楽に親しみ、大阪芸術大学に在籍中はカシオペアなどのコピーバンドを組んでいた。
同大学の芸術学部芸術計画学科を1984年に卒業後、任天堂に入社。なおマリオのキャラクターデザインなどをてがけた現・任天堂情報開発本部製作部長の手塚卓志は、大学からの同期である。同年、「デビルワールド」(FC)でデビュー。これは流行にはいたらなかったが、2作目に手がけた「スーパーマリオブラザーズ」(FC)が大ヒットとなる。
ゲーム音楽の作曲に対して非常にしっかりした信念を持っていて、作曲の際には、ゲームにあった「リズム」、様々な「バランス」、そして「インタラクティブ」を生かしたサウンド作りを心がけていると2007年に行われた基調講演で語った(→参考リンク)。また、バンド音源やオーケストラを使わずに、内蔵音源によるシーケンシャルサウンドにこだわる理由もゲームのリズムに音楽を合わせるため、とも語っている。
代表作
※シリーズタイトルに関しては、全ての作品を担当しているわけではない
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関連項目
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