近藤繭佳とは、マンガ・アニメ『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』のメインキャラクターの一人である。
概要
高梨修輔のクラスのクラス委員。真面目で面倒見の良い優等生である。
……が、相当ハードな趣味を持つ隠れ腐女子でもある。
BL好きの腐女子として、かなりハードな作品が好みらしく、取扱店も稀少な「マニア向け」の雑誌を購読している。
深夜密かにBL誌を買って帰る途中、同様にマニア向け投稿誌を買って帰る途中であった修輔と衝突。お約束不幸な事故により、二人の荷物が入れ替わってしまう。
性癖が修輔にばれ、一時は殺す他はないとまで思い詰めたが、修輔のエロ本を「人質」にして脅迫、彼を「ペット」として従えることに成功する(修輔はペットという単語に釣られただけじゃないのかとか言わない)。
腐女子であることこそ隠しているものの、別に裏表のある性格と言うわけではなく、世話好きで優しい性格自体は天性の物。
ただ、好きなBLの内容がかなり鬼畜系に寄っているようで、「人質」を見事な菱縄縛りに縛り上げたり、脅迫に屈して土下座する修輔を見て思わず「ペットになれ」と言ってしまったりするなど、色々悪影響を受けている。
(恐らく脅迫文の内容についても、こうした蔵書を参考にしたものと思われる)
とっさに「ペット」と言ってしまったものの、扱いとしては大型犬をしつけているような感覚で、読者や視聴者修輔が期待したような、いわゆる性的なそれではないあたりにも、彼女の善良さが現れていると言えよう。
そう言う感覚でいるが故に無意識に出てくるなでなでや抱きつきがドM修輔には返って大変なご褒美になってもいるのだが。
このように、二人の間では他意の無い関係なのだが、
・毎朝家まで迎えに来て一緒に登校する(朝の散歩代わりである)
・お昼はお弁当を作って持ってきて一緒に食べる(餌付けと食事の躾のつもりである)
・校内でいつも連れだって歩く(おともしているだけである)
・深夜の公園でお喋り(BL本を買いに行かせるためである)
……どう見ても「普通の高校生の微笑ましいおつき合い」ですありがとうございました。
AGE探検隊は泣いた(裏切られたので)
母も泣いた(絶対にもてないと思っていた息子に彼女が出来たと勘違いして喜びで)
こうした緊急事態に、修輔のことが好きな妹高梨奈緒とそのライバル土浦彩葉は一時的に手を結んだ。
が、二人に「あなた達の『好き』とはちょっと違う」と言い放つ彼女に、奈緒の方は若干困惑中である。
実のところ、「隠れた趣味を共有できる仲間」が欲しいというのが最大の動機だったようだが、このため修輔にBL本を読ませて感想を聞くなどの行為に及んでおり、彼の心にダメージを与えている。
一方で、前述の「ご褒美」や世話好きな性格、何よりパンスト越しのパンチラによって、彼の心を捕らえることに無自覚ながら成功しつつある。
繭佳自身、こうした行為の中で修輔から思わぬ理解を得られたり(下心込みなのだが)、彼の意外に真面目な一面を見たり(こっちはナチュラルに)したことで、揺れ動いて来ており、今後の展開が期待される。
修輔より長身で、スタイルも良い。貧乳の奈緒と彩葉がショックを受けているほどである。
が、どうやら本人としてはコンプレックスになっているようで、よく本などで胸元を隠している。
水着になったときも、恥ずかしがってパーカーで隠しており、二人に無理矢理脱がされたときはうろたえていた。(アニメ8話ではこの描写がカットされている)
なぜだかてぃくびにご執心。「本で読んだエロシチュを追体験」しているようだが……
原作34話(アニメ8話のプールの後)で、ついに修輔に思いの丈を告白。
……したのはいいのだが、そのあんまりにもあんまりな内容に公式サイトのあらすじに「あまりに酷く」と書かれる始末。
彼女の名誉のために一言添えるなら、好きなキャラや人物を受け側に置く(必然的に攻め側に自分を置くことになる)腐女子的には割合共通した感性のようで、泣くほど思い詰めていることも合わせればベタ惚れに近い。
言われた修輔にしてみればたまった物ではないだろうが。
告白後返事を聞くまでもなく不幸な事故に遭い安否が気遣われたが、無事退院(いやこれギャグマンガだし)。
事故前後の記憶は失ったように振る舞っているが、「人質」を修輔に返却しペット関係の解消を申し入れたあたり、本当はばっちり覚えている模様。
その後は一線引いた関係に戻っており、表向きは接触を控えているようだ。
これについて奈緒は「危険はない」と見ているようだが、「人質」を介さずにBL本を買いに行って貰えているあたり、むしろ良い関係として進展しているのではないだろうか。
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