概要
実質的な奈良市の中心駅。近鉄奈良線のほか、近鉄京都線の列車も発着する。
単に「奈良駅」と名乗るJRの駅よりも中心に近いことで観光地も当駅の方が近いこと、京都府木津川市含めた周辺地域から多くのバスが乗り入れること、奈良から京都・大阪に向かう場合はJRよりも近鉄の方が時間・本数的に有利なこともあって、奈良県最大の乗降客数を誇る。2019年時点で乗車客数は32,880人であり、唯一奈良県の駅で3万人を超えている。
駅周辺は奈良公園・東大寺・猿沢池・ならまちと言った数多くの観光名所がある。奈良県庁を始めとした官公庁も最寄りである(奈良市役所は隣の新大宮駅が最寄り)。
奈良県唯一の地下駅であり、ホームは地下に設けられている。元々は地上にあったが、当駅近辺にあった近鉄奈良線の併用軌道区間が交通問題となったことから1966年(昭和44年)に地下化された。
地下2階のホームはターミナルらしく櫛形4面4線であり、1〜3番線は降車ホームが存在する。1・2番線は10両、3番線は8両、4番線は6両に対応する。主に1・2番線を近鉄奈良線の快速急行・急行、3・4番線を特急・近鉄京都線の急行が使用するが、時間帯によっては別のホームを使用することがある。
地下1階に改札があり、東西に改札口が設けられている。メインは東改札口であり、修学旅行生が集まれるほどコンコースは広い。また改札外は「Time's place 奈良」と言う駅ナカショッピングモールになっており、お土産を買うことができる。
駅ビルとして「奈良近鉄ビル」が駅の真上に建っており、レストラン・オフィスなどが入居している。かつては奈良ホテルの別館や「なら奈良館」と言う歴史展示施設が入居していた。
隣の駅
種別 | 隣の駅 |
当駅 |
---|---|---|
特急 | 大和西大寺駅 学園前駅(あをによし・大阪難波発着) |
近鉄奈良駅 |
上記以外 | 新大宮駅 |
関連動画
関連リンク
関連項目
- 0
- 0pt