迷路(めいろ)とは、迷う通路のこと。人を迷わす道。または迷いながら目的地まで進む遊びの一種。
はじめに
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概要
迷路の元々の意味は「迷い路」であり、建物であれば「迷宮」となる。
現代ではその通路を模した遊びも迷路と呼ばれる。
迷路遊び
遊びとしての迷路は、開始地点から終了地点まで複雑になっている通路を進む遊びである。
日本やヨーロッパなど各地にて広大な庭園がそのまま迷路へと作られている場所もあり(いわゆる「迷路園」)、また遊園地などでは巨大迷路、忍者屋敷といったアトラクションとしての迷路がある。特に忍者屋敷などは縦横のみならず上下も含めた3次元の立体迷路として知られている。
また紙と鉛筆を使って、スタートとゴールを辿る遊びも有名である。
コンピューターゲームなどでも、所謂「迷いの森」に代表されるような迷路を題材にしたステージ(ダンジョン)は数多くの種類があり、正しい道順を記憶しなければ先へ進めない、という展開は現在も定番のパターンとなっている。他には、入る度に構造が変化する事で知られる「不思議のダンジョンシリーズ」も人気が高い。
ニコニコ動画では子供時代の思い出を描いた動画「15年前の迷路」が有名であろうか。
そして、ニコニコ大百科が誇る大迷宮「大百科迷路」もある。ハンド・オン・ザ・ウォールを始めとする先述の「迷路攻略法」が殆ど通用しない新感覚の迷路で、時間を忘れて彷徨える事請け合い。
まだチャレンジていない方は、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがだろうか。(入口はこちら→大百科迷路スタート)
迷路の攻略法
迷路の攻略法もまた様々存在し、代表的なものとしては、
- 右手(左手)を壁に添えたまま、ひたすら壁を伝って進む。外の壁の切れ目が入口と出口しかない一般的な迷路ならば、この方法で時間はかかるがいずれはゴールに辿り着くというわけ。「ハンド・オン・ザ・ウォール」と呼ばれる。
- フランスの数学者エドゥアール・リュカが考え出した迷路の攻略法に「トレモー・アルゴリズム」と呼ばれるものがあり、進んだ道をチョークなどでなぞったりパンくずなどを撒いて目印とする事で、行き止まりに当たったら目印のある場所まで引き返す事であらゆる通り道を虱潰しに攻略する、というもの。
- 紙の上の迷路の場合は、行き止まり部分を筆で塗りつぶしていけば最終的に、正解たる通り道が浮かび上がってくる。
といったものがある。ん?迷路の壁を壊す(通り抜ける)なんて邪道です。偉い人にはそれが(ry
迷路(迷宮)にまつわる、ついでの知識
- Windowsのスクリーンセイバーの1つに「3D迷路」というものがある。ハンド・オン・ザ・ウォールで迷路を進んでいる。
- ギリシャ神話には、迷宮と縁の深い事で知られる怪物・ミノタウロスが登場する。詳細は「ミーノータウロス」を参照。
- アメリカ・カリフォルニア州にはウィンチェスター・ミステリーハウスという摩訶不思議な屋敷がある。35年以上に渡って増築・改築され続けた館で、のべ150以上の部屋数に10000枚以上の窓、はたまた床に存在するドアや決して開かれない正面玄関などまさに不可解な巨大迷宮そのものといってよい館となっており、豪著な家具が揃っているにも関わらず泥棒が一度も入った事が無いという記録もあるとか。
関連動画
お絵かき
上の壁と下の壁に一箇所ずつ空いてるところがあります。
そこがスタートとゴールです。どちらから始めても構いません。
関連商品
巨大迷宮「ウィンチェスター・ミステリーハウス」を生涯造り続けた女性の話を収録。
関連項目
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