主な逃走者
ここでは逃走中に複数回参加し、特筆すべき事項がある有名プレイヤーについて紹介する。
*備考:ここでは逃走者の成績を表すのに「逃走率」という表記を使用する。逃走率は「逃走時間/ゲーム全体の時間」で表し、ゲーム全体に対しどの程度逃げたかを示す。全逃走者の平均は55%程度、複数回参加者であれば60%で「まあまあ」、70%で「凄腕」、80%で「達人」と見ていいだろう。
なお、ゲーム終盤にて逃走時間が表示されない場合は逃走時間はゲーム時間と同時間・逃走率100%として扱う。また、「時空を超えた決戦」では「個人戦」「チーム戦」別々の回としてカウント(90分×2回)する。
総逃走時間TOP10
ここに挙げるのはこれまで全ゲーム通しての総逃走時間上位10人である(大みそかSP編まで)なお、密告中・戦闘中といったその他のクロノスゲームに参加している場合はそれについても記述する。
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田中卓志(アンガールズ)
700人以上いる逃走中経験者中最多出場(26回)、全クロノスゲームを合わせると32回という「ミスタークロノス」。総逃走時間29時間56分23秒と、2位に圧倒的な差をつけている。
2016年以降逃走者の一新が行われ過去のベテランや実力者がほとんど出場しなくなったが、田中だけは今でも定期的に出場し続けている。
意外にも元陸上部(長距離)のためスピード・スタミナも高く、ハンターをサシで巻いたこともあるなど高い身体能力を持っていた。一方、ミッションは難易度・リスクを豊富な経験から判断し参加・不参加を決めるなど、視聴者にとっての解説役としても機能しているプレイヤー。そのため、「ミッション参加しまくり」「無双状態」といった派手な活躍は無いが、地味だけど重要ないぶし銀なプレーも多く、その経験と実績はとっさの出来事の際にも頼られることも。
一方で、参戦回に若い女性アイドルが参加する際には、「恋愛中」と称し、賞金そっちのけでターゲットに引くぐらいの猛アピールをするのも恒例。最近では篠崎愛(AeLL.)や山本彩(NMB48)と、胸が大き目のアイドルが好みの模様。しかし、妄想したり猛アピールしようとした結果ハンターに気づかれて確保されてしまうこともしばしば。
2023年に結婚し、その直後の回で恋愛中からの卒業を宣言している。
7回目の参戦となった「狙われたハンター」、26回目となる「生逃走中2023」でそれぞれ逃走成功を果たしており、逃走成功を2回経験している数少ないプレイヤーの一人となった。それ以前・以後にも惜しいところで確保はかなりの回数経験しているが、その分低成績の回もないわけではなく、逃走率の平均も68.47%とそれほど高い成績ではない。
なお、ピンクの服装を着ている際は成績が良くなるというジンクスがある。逃走成功した回の服装はどちらもピンクであった。
ちなみに、スタッフが共通するNumer0nや、派生ゲームのカルコロン・ロトロンにも多数参戦しており、クロノスゲームと合わせ累計37回参戦とまさに「ゲームの鉄人」といえよう。
これまでの勝利経験:逃走2回成功(132万円)(生逃走中の賞金120万円は視聴者プレゼント)
濱口優(よゐこ)
お笑いコンビ「よゐこ」のボケ…に見られるが実際はツッコミという名のとまどい担当。初参戦は2011年4月の「ハンター誕生」と意外と遅めだが、それ以降2015年頃までコンスタントに出場し参戦回数は14回。総逃走時間は18時間15分29秒。
基本的には常連プレイヤーに多い「ミッションフル参加・他人を信じる性善説プレイヤー」であり、危険を顧みずできる限り多くのミッションに挑む正統派。賞金は可能であれば上げることを目標とするが、「賞金上昇と引き換えにハンター放出」など確保リスクが高くなる場合は挑まない。また、鬼畜通達に対し「月村らしくない」と発言するなど現在の逃走中の世界観に通じており、世界観に深く入り込む傾向が他の逃走者と比べて強い。
多くの回で高い成績を残すも、悪いときはかなり悪い成績。それでも逃走率は平均64.32%と高い水準を維持している。また、非賞金獲得記録(14回連続賞金ゼロ)は田中に次ぐ2位、獲得賞金ゼロの中では1位である。最高記録は「まる子大捜索指令」の128分4秒/130分(98.51%)。
他番組での数多くの活躍から運動神経がよさそうに見えるが、スプリント能力は意外と低く、さらに終盤ではスタミナ切れということも多々。不惑を越えて初老に片足を突っ込んでいるため、寄る年波に勝てないというのも一因か。
50代に突入した「お台場大決戦」ではゲーム中で肉離れを起こしてしまい、病院送りになったため牢獄に姿を見せないなどその傾向は加速している。
2015年の「めちゃ×2本気で逃ゲてるッ!」編以来長いこと参戦していなかったが、2021年の「まる子大捜索指令」にて6年ぶりに参戦。過去の参戦の頃から年齢的なハンデを指摘されていたが、今回は49歳での参戦。年齢に加えて6年ぶりというブランクもあったが逃走スキルは健在で、複数のミッションをクリア。逃走成功は果たせなかったものの終盤まで生き残りベテランの力を見せつけた。
澤部佑(ハライチ)
お笑いコンビ「ハライチ」のノリボケ担当。初参戦は「信長と忍者の里」編。参戦回数11回。総逃走時間は12時間27分26秒。最高記録は「禁断の恋と財宝村」の114分54秒/120分(95.33%)、最長逃走時間は「FNS逃走中」の133分6秒/140分(95.07%)。平均逃走率は59.46%とこれまた普通。
ミッション参加姿勢は普通なだけにあまり印象に残らない…というより「ミッションに挑む」より「ミッションに巻き込まれてしまう」体質のプレイヤー。これまでに「大統領の娘を見つけたがいいが、どうすればいいか分からない(本来は大統領の元へ連れて行きハンター放出を阻止する)ため足踏みし、半ば娘に強引につれていかれハンター封印」や「2ndSTAGE進出に目がくらみセーフティーボックスに入ったがためにハンターゾーンに囚われる」など、思いっきりゲーム展開に翻弄されたり、「時限装置を解除しようと女性プレイヤーに向かおうとしたら事務所の先輩に圧力をかけられ解除する」「他のプレイヤーから嘘を言われてアイテムを持つことになる」など、他プレイヤーからも翻弄されている。とはいえ、どんな人にもゲーム中ではミッションでお世話になるかもしれないなど事前に挨拶を欠かさないなど、そういったあたりに彼の人の良さが表れている気がしないでもない。
そんな人柄の良い彼だが、出演するラジオで「逃走中のゲーム中に漏らしてしまい途中で抜けてズボンを履き変えた」と明かし、前代未聞のトラブルを起していたことが発覚した。(ちなみにその問題を起したのが最高成績となった「禁断の恋と財宝村」編である)
吉村崇(平成ノブシコブシ)
お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」のボケ担当。初参戦は2011年1月の「卑弥呼伝説」。参戦回数8回。総逃走時間は11時間49分1秒。
逃走率は平均79.1%と高めだが、毎回ゲーム後半~終盤で確保されており、未だ賞金獲得は叶っていない。最高記録は「大江戸シンデレラ」の118分32秒/120分(98.78%)、最長逃走時間は「大江戸ヒーローズ」の136分47秒/140分(97.7%)。
サシでハンターを撒いたこともあるほどの高い身体能力を持ち、ミッションにも非常に積極的で、全ミッションに参加、貢献した回もあり、自首も絶対しないという、自称「男の中の男」。ただし、自分には何のリスクもないミッションやミッションと関係のないエリア内のイベントは参加を渋る傾向にある上、ここ最近は自己中心的な一面や、「誰か1人を犠牲にしてでもミッション成功と大多数の人間を生かす」と語るなど、男らしくない面もしばしば散見されている。
また、同期や後輩の芸人に異様なほどの対抗心を燃やしており、田中卓志(アンガールズ)に対して「お前には負けないからな」と意気込んだり、同期のピースと井上裕介(NONSTYLE)が一緒に出演した回で、自身と相方の徳井健太が共にこの3人より長く生き延びているのを見て、「これはもうノブコブの時代」と天狗になったりしていた。
初期の頃はコンビで参戦した時、徳井に対して「(逃走中の)出演を断れ」、「向いてないんだよ、あれ(徳井)」などとコンビ参戦には否定気味だったようだが、最近では「少し歪んだ逃げ切り狙いの正統派」タイプの吉村、「潜伏型自首狙いリアリスト」の徳井とコンビでそれぞれ違った個性を持っており、コンビの片方だけが呼ばれることの多い最近のキャスティングの中でも、未だにコンビで呼ばれたり、それぞれがピンで呼ばれたり、徳井に至ってはエリア内ドラマのキャストとしても出たりと、コンビ揃って見せ場を期待されているようである。
2015年の「大江戸ヒーローズ」編を最後に出場していない。
狩野英孝
参戦回数11回。初参戦は「王国の走り人」。総逃走時間11時間46分30秒。ゲーム時間120分ほどの長期戦に多く出ているためか実逃走時間は長いものの、ゲーム中盤程度に確保されることが多いため平均逃走率は58.91%と常連参加者としては低め。2015年の「大江戸ヒーローズ」編以来長いこと出場していなかったが、2021年の「ルフィと黄金の秘宝」編で6年ぶりに参戦。ブランクがあったものの最後の1人まで残り、自身最高記録79分38秒/80分(99.54%)を残した。最長逃走時間は「奥様はかぐや姫」の122分37秒/130分(94.32%)。
自称イケメンらしく、ややナルシスト、若しくは熱苦しい言動も多いが、ゲームに対しては常に真っ直ぐ(悪く言うと「バカ」)である。己の利益不利益問わず積極的に行動することが多いが、彼の場合はそのキャラクター性故か、逃走中においてはむしろ事態を余計にかき回してしまう存在となることも少なくない。大抵の場合はそこに笑いが伴うのがまた彼らしいといえば彼らしいのだが。
戦闘中では「小細工なしのガチンコ勝負」を好む傾向にあり、あの「野獣」ボブ・サップを正面から撃破するというジャイアントキリングを達成している。また、他の逃走者と写真を撮影するミッションでは忍持ち2人に挟まれて不利な状況の中、上手く言いくるめて一緒に撮影して難を逃れ、さらにその足で撮影を断られ必死に逃げてきた演技で他の逃走者に近づき、そのまま撃破するなど、策を弄して戦うこともある。
その他にもフジテレビで放送された人狼ゲームにて策略を張り巡らして勝利をするなど、「ポンコツの皮を被った勝負師」として他のゲーム番組でも活躍している。一部では絶好調な時の狩野の事を人狼番組で言った言葉にちなみ「ハイクオリティ(状態)」を呼ぶ人も。
日本映画学校出身の元俳優志望ということもあってか、かつては「信長と忍者の里」での佐助、「卑弥呼伝説」での卑弥呼方従者などのドラマキャスト(ゲーム運営側)として登場することも多く、「激動明治の大事変」では新聞記者として主人公を張った。ゲームに多く参戦するようになってからは運営側としての出演はない。
眞鍋かをり
クロノス時代から参戦している「初代逃走クイーン」。初回参戦時は自首も考えていたが、今は逃げ切りしか眼中になく、ミッションも積極派。時には全ミッション参加という荒業を成し遂げることも。参戦回数9回。総逃走時間は11時間31分42秒。
女性ながらなかなかの足の速さに加え、最近では経験者としての指揮力も発揮しており、超難関ミッション「ハンターエリア突入」では、突入前に全員のパートナーを確認し、誰か1人でも暗証番号入手成功した場合は全員のパートナーに連絡するという作戦を披露するなど逃走女王っぷりに磨きがかかっている。一方で、「他者の賞金獲得」という勝利のためには自らの命をも犠牲にするなど男勝りな面もある。
一方で、敵であるはずのハンターに恋する一面も持ち合わせており、初回参戦時には「捕まったら○されるのでは?」と、どごぞの裏ビデオ的妄想を繰り広げていたり、公式のトーク番組にて「逃走中のここがおいしい点」についてプレゼンした際には「ハンターに惚れる」とプレゼンするなど、ベクトルが違うだけで意外と素はタナカと似たり寄ったりである。
これまで何度もあと一歩の所で涙を呑んできたが、「奥様はかぐや姫」編では中盤で一旦確保されるも、「沈黙の巨大迷宮」「アルティメット」でコンビを組んだ的場浩司に助けられ復活。ミッションにも参加しながら無事に逃げ切り、念願の初逃走成功を成し遂げた。この回での逃走率は53.23%だったが、それでも逃走率の平均は9回参加で83.2%と常に高い水準を保っている。最高記録は「アルティメット」での130分/130分(100%)(アルティメットルール発令後2人目の確保)。
なお、クロノスで放送された護衛中では前半から圧倒的優位に立ち、一度も撃破の脅威にさらされないまま勝利している。さらに、6年後の「戦闘中」でも優勝し、257万円(クロノスゲーム史上2位の賞金額)を獲得した。これにより、眞鍋は下記の藤森と並ぶ「クロノスゲーム3冠」を達成している。また、他局で放送された鬼ごっこ風ゲームでも勝利し100万円を獲得するなど自他ともに認める「鬼ゴッカー(眞鍋の造語)」である。
2014年の「奥様はかぐや姫」編を最後に出場していない
これまでの勝利経験:逃走1回成功(156万円)、護衛中勝利(33万7800円、4人割りで8万4450円)、戦闘中優勝(257万円)
伊沢拓司
開成中学から開成高校そして東京大学進学という超がつくほどのインテリ逃走者。開成高校時代に高校生クイズ(NTV)優勝。東大進学後は東大王(TBS)で活躍するなどメディアを活用したクイズの出演や企画をして活躍している。
初参戦は2020年「真夏のハンターランド」で同回ではフワちゃんから「豆知識を喋ってる間に捕まる」とインテリ特有の弱点を指摘されており、実際ゲーム中幾度となく豆知識を披露していた。ミッションには積極的に挑みつつもゲーム製作者の心理を考察するなど冷静に判断するプレイスタイルであったが、深く考えすぎて危機に陥ることもしばしば。
クイズ王のイメージが先行しがちな上にゲーム内で本人がしばしば謙遜しているためその印象は少ないが、2017年頃から筋トレを趣味にしているため身体能力は逃走者の中では高い部類に入る。
「お台場大決戦」にて地上波最長の180分を耐えきって逃走成功を達成。この回以外でも冷静な判断から高い成績を誇っており逃走率は90.09%をマーク。130分以上のロングゲームにしか参加していないこともあり、わずか5回の参戦で逃走時間11時間10分51秒という記録を叩き出している。
賞金獲得経験:逃走1回成功(252万円)
ゴリ(ガレッジセール)
自身のホームグラウンドである「沖縄」にて相方の川田広樹とともに初参戦。以降も川田と共に出演していたが、「ラストミッション」以降はピンでの参戦となった。参戦回数7回。総逃走時間は9時間25分52秒。
常連プレイヤーの例に漏れず、ミッション参加の頻度は高いが、「アルティメット」にて「本当はミッションやりたくないけどやると子供が喜ぶから」などと本音をこぼしており、公式のトークでも「放送翌日に子供の学校で話題となり、それがまた伝わってお母さん方に伝わる」と、子供周りでの影響力を気にしている模様。また、逃走中視聴者にも話を聞いているらしく、「潜伏して生き延びたい」と言った逃走者に対し、「潜伏してる人って小学生からブーイング浴びてますよ」と忠告したりしていた。
逃走率は平均75.92%とそこそこ高いものの、あと少しのところで捕まることが多く、未だ賞金獲得は叶っていない。
ちなみに相方の川田は初参戦となる「沖縄」にて逃走成功を果たし、賞金128万円を獲得しているが、以降は成績、活躍共にパッとしない回が多くなり、「アルティメット」では自身が逃走成功経験者であるにもかかわらず逃走成功経験のないゴリのみが呼ばれるという事態が起こった。
井上裕介(NON STYLE)
お笑いコンビ「NONSTYLE」のツッコミ担当。初参戦は濱口優(よゐこ)と同じく2011年4月の「ハンター誕生」と遅めで、参戦数もこれまで6回参戦と他の常連逃走者と比べるとまだ少ないが、毎回いい成績をたたき出し、総逃走時間9時間22分14秒、逃走率も平均81.52%とかなり優秀な成績を誇る。最高記録は「沈黙の巨大迷宮2」の88分46秒/90分(98.63%)、最長逃走時間は「エピソード1」の124分18秒/130分(95.62%)。
基本的には「賞金がたくさんほしい」という金銭欲よりは「女性逃走者と一緒になりたい」という色欲が先行してしまっており、手当たり次第にキレイな女性逃走者に近づいてはたとえ既婚者であろうが「僕が守るから」「僕はイケメン三銃士の1人」「ヒーローが君を迎えに行くよ」などと鳥肌が立つような言葉でコンビを組もうと持ちかけている。また、イケメン逃走者に対して異様なライバル意識があり、「新桃太郎伝説」では三浦翔平と木村了の2人と共に「イケメン三銃士」という称号を他2人の承諾を得ないまま勝手に名乗り、あたかも自分が芸人枠ではなくイケメン枠であるかのような発言を残している。「アルティメット」では名前が同じ「ゆうすけ」である上地雄輔に対して「どちらが本物のイケメン「ゆうすけ」か今回決めましょう」と勝負を持ちかけていた(結果は井上の敗北)。しかし、あまり気づいてもらえないがどんな女性にも平等に接し(接し方はともかく)、たとえ裏切られても後でちゃんと協力してあげるなど意外にまっすぐで真面目な性格だったりもする。
その一方で「女性好きキャラ」と「ゲーム性」を両立したプレーも見せ、第0回戦闘中では敵である女性プレイヤーに電話をし、「先ほどは嘘をついたからお詫びにボールを上げます」と言ってボールを設置し、来た所を襲撃する作戦なども披露した(結果は失敗)。また、この回では「ビッグバトルボール」を獲得し中盤~終盤にかけて大いに暴れまわる活躍を見せた。
藤森慎吾(オリエンタルラジオ)
参加回数9回。うちジャンプ!レギュラーとして5回参戦。
ゲーム内でも元気に若い女性逃走者から大物まで鼓舞するチャラ男っぷりを発揮しているが、まだまだ豊富な体力と明大卒の知性で攻略を狙う逃走者。4年ぶり6回目の逃走中(沈黙の巨大迷宮)で賞金108万円を獲得。総逃走時間は9時間13分56秒。
その逃走スキルは高く、封鎖エリア脱出ミッションでパートナーからの連絡を受け早々脱出したことに対し、苦労して脱出した逃走中フリークの的場浩司に「やっぱりすごい」と言わしめている。一方で頭脳を駆使したプレーも多く、上手く使えば「参謀」として、悪用すれば「狡猾なキレ者」としての役回りも多い。特に個人戦よりも複数人で協力するチーム・団体戦の方が力が 強いという特徴もある。事実、後述する4回の賞金獲得経験の全てが「2人以上で協力するタイプ」のゲームである。
この頭脳プレーはあまりインテリっぽさを出していなかったジャンプ!時代からも散見されており、賞金アップと引き換えのハンター放出により次の回では相方を含むほぼ全員から裏切り者と疑われたり、密告中では相手の番号を知ってもすぐには潰さず、手駒として利用し、裏切られそうになったら即切り捨てるというなかなかの上級プレーも披露している。
9回中逃走率50%以下はわずか1回、70%以上7回、80%以上6回、90%以上3回という常に高い成績を残しており、逃走率も平均78.55%とかなり高め。
これまでの勝利経験:密告中勝利(35万800円、2人割で17万5400円)、護衛中勝利(100万円、5人割で20万円)、逃走1回成功(108万円)、逃走中チーム戦勝利(200万円、10人割で20万円)
過去の有名プレイヤー
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藤本敏史(FUJIWARA)
お笑いコンビ「FUJIWARA」のツッコミ。参戦数7回で総逃走時間は6時間22分30秒。平均逃走率は71.37%と安定した成績。初参戦の「クロノス 日光江戸村」で逃走成功を達成している。
「元々好感度無いから守る物がない」という理由からミッションには消極的。時にはミッションに挑むこともあるが基本的には自分の身の安全を最優先にして動かないことが多い。
その姿勢は実際に高い逃走率へと結びついており、逃走成功経験もあるほかゲーム内最後の確保者にも2回なったことがある(これを記録しているのは彼とガレッジセールゴリのみ)。特に「江戸」では残り12秒で確保という逃走成功目前での確保記録を樹立している。(現在の記録は前田健太とINI佐野の11秒)
逃走中への参戦が減るのと入れ替わるように戦闘中への参戦が増え、こちらへの参戦数は6回と話題に出ることは少ないもののオードリー春日と並ぶ最多参戦プレイヤーである。
密告中への参加経験もありクロノスゲーム参戦回数はアンガールズ田中に次ぐ位置につけている。
賞金獲得経験:逃走1回成功(36万円)
はるな愛
ニューハーフタレント。初参戦は「浅草」。参戦数8回で総逃走時間は8時間15分7秒。平均逃走率は66.7%と常連らしい成績。最高は「卑弥呼伝説」の80分21秒/90分(89.28%)、最長逃走時間は「誘惑の扉」の99分15秒/120分(82.71%)。
ミッション姿勢・賞金姿勢に関しては基本的に「中立」ともいえるプレイヤー。ミッションも難易度によって参加・不参加を決めるほか、「卑弥呼伝説」ではハンター3体投入という状況から自首を選択するなど、柔軟なプレイングをしている。
一方、カッコイイ逃走者や「イケメン」なハンター・忍にはアピールを忘れないのはやっぱり上位陣と同じ。時に度が行き過ぎて「セクハラ」になってしまうことも。また、逃走時や確保時には「大西賢示」が出てしまうのも恒例。他にもミッションに集中しすぎてハンターに気づかなかったり、忍への指示が雑だったりと、大雑把な面が裏目に出ることも。
賞金獲得経験:「卑弥呼伝説」にて自首(96万4200円)
中岡創一(ロッチ)
お笑い芸人。参戦数7回で総逃走時間は6時間40分18秒。
常連逃走者の中では珍しい潜伏スタイルを軸とする逃走者で、初参戦となる「USJ」ではその作戦が見事にハマって逃走成功を達成。「ジュラシック中岡」の異名を残した。
しかし脚力は当時の時点でさほど高くなく、エリア相性にかなり左右されるスタイルということもあり逃走率80%以上の回と20%以下の回がそれぞれ3回ずつあるというピーキーな成績を残している。平均逃走率は51.18%と常連逃走者及び逃走成功者としてはかなり低い。
賞金獲得経験:逃走1回成功(96万円)
児嶋一哉(アンジャッシュ)
お笑い芸人。初参戦は「ラストミッション」。
参戦数5回で平均逃走率15.88%という常連逃走者の中でも圧倒的な低成績を残した逃走者。
1落ち1回、2落ち3回、比較的マシな成績の回も途中で復活を経ているため30分以上エリア内に居続けたことがないという惨状を呈している。
一時はもっと酷い成績の逃走者が現れたため常連逃走者最低成績の座を譲っていたが、「生逃走中」にて1落ち経験をイジられながら9年ぶりに参戦し、30分という逃走率の稼ぎやすいショートゲームでありながら早期確保され当時の常連逃走者逃走率最下位に自力で返り咲いた。
的場浩司
俳優。初参戦は「沈黙の巨大迷宮2」。参戦数3回という少ない回数ながら総逃走時間5時間49分44秒、平均逃走率99.9%という驚異的な記録を叩き出して視聴者に強烈なインパクトを残した。
第1回から逃走中を見続けている逃走中マニアを自称しており、賞金そっちのけで逃走中というゲームそのものを楽しんでいるプレイヤー。「アルティメット」においてアルティメットルールの存在を知った際にはゲーム時間が伸びたことを喜ぶほどである。
逃走中に対して「ウサギのような臆病な心とライオンのような大胆さ」という哲学を持っており、それを持ち合わせているとして逃走者の中でも眞鍋かをりを慕っている。参戦した3回全てで眞鍋かをりと共演し、二人でミッションで協力しあったりペアベストを着たりしている。
賞金獲得経験: 逃走1回成功(156万円)
鈴木拓(ドランクドラゴン)
お笑いコンビ「ドランクドラゴン」のツッコミ。初参戦は2012年の「禁断の恋と財宝村」、現在までの参戦数は5回と他プレイヤーに比べ経験のやや浅いプレイヤーではあるものの、総逃走時間は7時間13分22秒と比肩するレベルである。最高記録は「アルティメット」の125分48秒(96.77%)。
しかし何と言っても鈴木拓と言えば「自首」と「大炎上」である。初参戦の「禁断の恋と財宝村」ではミッションに向かわず、他者に暴言も吐きつつ、最後は自首に成功し130万2000円を獲得。これに対しTwitterが大炎上し、最終的にアカウント削除という事態になった(後に番組の企画でTwitterに復帰。現在もそのアカウントを使用中)。以降も自首狙いプレイヤーとして参戦しては毎回Twitterが炎上している(ある回では1番最初に確保され、見せ場が無かったにもかかわらず炎上したことも)。そして5回目の参戦では初めて任意参加ミッションに参戦。同回で自首成立したとろサーモン・久保田に「自首は最低だな!」と言い放つ(当然「あんたもやっただろ!」と言い返される。)が、その後自首に挑戦。ラストは自首電話ボックスと木を使いハンターをやり過ごし、史上初となる2回目の自首成立。99万7100円を手にした(しかも、この回は結果的に全滅のため、最高賞金獲得者となった)。なお自首した回の最高記録は「禁断の恋と財宝村」の108分30秒(90.42%)。
どうしても「自首」と「炎上」に目が行きがちだが、実はプレースタイルとしてはかなり練られた行動をするプレイヤー。潜伏が多くなる自首狙い系プレイヤーとは一線を画し、常に細かく移動するスタンスを取っており、本人も「一番安全なのはハンターの背中を取ること」と語っている。その他にもミッションで接触する以外は極力人と接さない、欲をかきすぎず、かといって簡単に自首しすぎない、自分にとってちょうどいい金額でしっかりと決断して自首するなど、ミッション参加派とはまた別ベクトルで「強い」プレイヤーである。
現在の記録として「自首2回成立者」に加え、「逃走中総獲得賞金ランキング」では上地雄輔(276万)・伊沢拓司(252万)に次ぐ3位(229万9100円)、クロノスゲーム全体で見ても眞鍋(421万4450円)・上地・伊沢・JOY(230万円)に次ぐ5位に入っている。自首だけでこの順位に食い込むのも、平均逃走率69.24%と「普通にやってもまあまあ生き残っている」ということが物語っている。
ミッション参加派プレイヤー・視聴者からはどうしても「最低な人間」呼ばわりされることも多いが、自首狙い派プレイヤーからは「神」「先生」扱いされているあたり、「『裏』最強プレイヤー」なのかもしれない。
賞金獲得経験:自首2回成功(130万2000円+99万7100円)
近年の有名プレイヤー
2016年以降制作スタッフが変わったことで番組全体がリニューアルされ、過去のベテランや実力者がほとんど出場しなくなり、初参戦のプレイヤーの割合が大きくなった。さらにYouTuberやジャニーズ、一般公募、中学生以下のキッズなども参戦し、逃走者のジャンルはさらに増加した。ここでは、経験者枠が減った直近の逃走中の中で複数回参戦し特筆すべき事項がある逃走者を挙げる。
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久保田かずのぶ(とろサーモン)
お笑いコンビ「とろサーモン」のボケ。参戦数は4回、総逃走時間は4時間42分41秒。最高記録は「ハンターと進撃の恐竜」の90分10秒/100分(90.17%)、最長逃走時間は「美女とハンターと野獣」の100分52秒/130分(77.59%)。平均逃走率は63.76%とそこそこだが、後述するプレイスタイルを考えれば高すぎるとも言える。
初参戦は2014年の「白雪姫と七人の侍」だが、参戦2回目以降からはリニューアル後になるためこちらに記述する。
ドランクドラゴン鈴木と入れ替わるように登場した現在の自首狙い逃走者の代表格。初参戦となる「白雪姫と七人の侍」及び「ハンターと強欲の王」で自首に成功しているほか、それ以外の回でも自首電話に向けて走っている姿を見せるブレない男。自首した回の最高記録は「ハンターと強欲の王」の87分26秒(72.86%)。
他の逃走者に対しても当たりが強く、入手したアイテムで他の逃走者に脅しをかける、ハンター放出と引き換えに賞金アップのレバーを他の逃走者に操作させヘイトをそちらに向けようとするなど自首に関係なく炎上沙汰を積極的に引き起こしている。
一方で複数人で協力するミッションに参加したいが他の逃走者にどう声をかけていいか分からない、賞金アップと逃走者の復活を天秤にかけるミッションで復活派に2回も肩入れするなど小心者な姿を見せることもしばしば。
自首や暴言の印象が強いが、ドランクドラゴン鈴木とはまた違ったベクトルで自首狙い逃走者のテンプレートからは外れたプレースタイルを持っているプレイヤー。目標金額を定めずにゲームの状況に応じて臨機応変に自首タイミングを決めており、ハンターが放出されれば前半戦だろうが自首電話へと走っていく。
また、自分にとって得があると判断すればミッションに対して積極的に参加。自首狙い逃走者にありがちな他の逃走者がミッションをやってくれるよう祈る姿とはほとんど縁がない。とにかく割り切りがはっきりしたプレイヤーと言える。
ゲーム的にも盤外戦術でもしっかり見どころを作っているところがリニューアル後も呼ばれ続けている所以であろうか。
賞金獲得経験:自首2回成功(70万4800円+60万6500円)
岡田結実
番組リニューアル初回の2016年「どうぶつ島を攻略せよ」編から参戦。初参戦時16歳という若さでありながら子役としての経験値や後述の理由などからかとても堂々としており、ゲームを楽しみつつミッションにも積極的に挑む天真爛漫なプレイスタイルで初参戦にして逃走成功。さらに最年少逃走成功の記録を樹立し、キッズが多く参戦するようになった現在もこの記録は破られていない。
ちなみに父は過去2度逃走中に出演した経験があるお笑い芸人の岡田圭右である。そのため親子で参戦経験を持つ初めての事例に。(岡田圭右も1stSTAGEだけではあるものの池袋編で逃走成功を果たしたため唯一の逃走成功経験親子でもある。)
賞金獲得経験:逃走1回成功(60万円)
小宮浩信(三四郎)
史上初のアニメコラボとなった2017年「海賊ルフィと恐怖のハンター」編で初参戦。逃走中のDVDを全部見たと豪語する逃走中ファンであったが初参戦の「海賊ルフィと恐怖のハンター」ではハンターのスタート地点が知らされていないなか運が悪くハンターの近くに来てしまいゲーム開始早々ハンターに追われ、ファンとしてのコツやテクニックを披露する間もなく即確保。ゲーム開始40秒で確保という記録はオープニングゲームが無い回での最速確保記録。
2018年「中華街大決戦編」ではリベンジを目指したが今回は本戦前にオープニングゲームが用意されており、そこで早速ハンターに遭遇。そのまま確保され二回連続一番手確保という史上初の記録を打ち立てたうえ、オープニングゲームには賞金が発生しないため正式なゲーム参戦時間0秒というとんでもない記録も立ててしまった(まあお台場編の予選とかも賞金無かったけど)
2023年の「生逃走中2023」に5年ぶりに参戦したもののこちらでもあまり好成績は残せず、出演した3回の平均逃走率は上述の児嶋一哉を下回る15.05%を記録している。
HIKAKIN
今やだれもが知っていると言っても過言ではない日本が誇る超人気YouTuber。参戦回数8回。総逃走時間9時間9分24秒。2018年「横浜中華街大決戦」編に史上初のYouTuber逃走者として初参戦。初参戦の2018年以降は2回に1回は顔を見るという高い頻度で参加。一番手確保の経験もあり参戦回数にしては平均逃走率は61.33%とあまり成績は良くない。そのことについては自身のYouTubeの動画内で触れていて本人も気にしている模様だったが、6回目の参戦となった2022年「美女とハンターと野獣」編にて130分を駆け抜け悲願の逃走成功を達成した。
参戦回数5回を超えてからは高い成績で安定するようになってきている。
初参戦時はまだ20歳台と常連逃走者の中では若く、高校時代はスキージャンプで全国8位に入るアスリートだったこともあり脚力は低くない。しかしハンターに追われやすい傾向があるのかゲーム中盤にはもう息が切れている姿をカメラに捉えられていることが珍しくなく、体力を理由にミッションへの参加を渋る傾向にある。
彼以降ほぼ毎回YouTuberが参戦するようになったが知名度と好感度の高さからか彼が参戦することが多い。最近の視聴者にとってはベテランと言ったら田中さんらよりも彼を思い浮かべる人も多いだろう。ちなみに彼の兄であるSEIKINは2021年「新ゲームを攻略せよ」編で初参戦した。
賞金獲得経験:逃走1回成功(150万円)
山内健司(かまいたち)
2019年「サザエさんコラボSP」編で初参戦。
目標金額100万円の自首狙いで参戦するもゲーム開始12分でハンターの挟み撃ちに遭いあえなく2人目の確保者に。しかし、復活ゲームで1/2を引き当てて見事に復活に成功。確保されているうちに賞金アップミッションがクリアされており復活した時点で目標額はほぼ眼の前だったため、ハンター20体放出阻止ミッションを無視して自首を敢行。無事に成立させ現時点で唯一となる復活後の自首を達成。復活ゲームを含めても35分程度という短時間で102万4800円という大金を獲得した。
ゲーム内では炎上を覚悟していたものの、直後にハンター20体が放出されエリア内がハンター24体の地獄絵図になったこと、放出阻止ミッションでは3組のキャラクターを認証しなければならないところ1組しか認証できておらず山内がミッションに向かっていても放出は確実だったことからどちらかと言えば擁護の声が大きい。また、この状況で逃走成功した逃走者がいたことで世間の話題が全てそちらに持っていかれる形になり、前述のとろサーモン久保田からは炎上していないことに対して苦言を呈される始末であった。
一方でこれ以降は「エリア内の逃走者が確保者を救出する」というタイプの復活ミッションしか行われておらず、番組制作サイドにはこの自首が反面教師になった様子である。
2023年「FNS27時間TVコラボSP」では27時間テレビ司会として参戦。
この回はかまいたち軍と千鳥軍の2チームに分かれ、逃走成功者が多かったチームの逃走成功賞金にボーナスが追加されるという特殊ルールの回になっていた。山内はかまいたち軍のリーダーとして他の逃走者へと多数の電話をかけ、勧誘やミッションの誘導を積極的に行い残り40分時点でかまいたち軍9対千鳥軍6という優位盤面を築くことに成功。これでリーダーとしての責務は十分に果たしたと見て自首用電話へ向かい、電話をかけているところをハンターに見つかるもギリギリで自首が間に合って62万5200円を獲得した。その後かまいたち軍は1対6まで盤面をひっくり返されてそのまま負けた。
ドランクドラゴン鈴木に次ぐ自首2回成立者であり、逃走中では唯一となる「復活を経ている自首成立者」「2回出演して2回とも高額賞金を持って帰ったプレイヤー」である。
賞金獲得経験:自首2回成功(102万4800円+62万5200円)
クロちゃん(安田大サーカス)
お笑い芸人。初参戦は2007年「クロノスnightmare」だが、2回目の参戦が2022年かつそこからしばらく高頻度で参戦しているためこちらで扱う。参戦回数は6回。総逃走時間7時間38分47秒。平均逃走率は53.42%と低め。
最高記録は「FNS逃走中」の113分20秒/140分(80.95%)、最長逃走時間は「Battle Royal」の129分58秒/200分(64.98%)。
金銭欲よりも女性にモテたいという意志が先行しており、逃走者にアイドルが居れば積極的に絡みに行く。他番組でモンスターと称されているキャラクターに違わない姿と言えるが、実際に女性逃走者と同行する際は同行者の壁となるような立ち振舞いをしており「アイドルを守りたい」という言葉が表面だけのものではないことも確かである。4回共演している矢吹奈子との絡みには妙なドラマ性が生まれていた。
ミッションに対してはあまり積極的ではないものの、女性や恩のある逃走者から頼まれれば断らないため貢献する姿もしばしば見られる。
制作サイドからは高い評価を受けているようで、参戦3回目以降は全て大規模なスペシャル回となっている。特に2022年大晦日では週刊フジテレビ批評で行われた事前番組で逃走者代表として番組プロデューサーとの対談に参加し、公式ツイッターを「クロの巣」と称してジャックするなど猛プッシュを受けていた。
ジャンプ!メンバー
逃走中のレギュラー放送版『ジャンプ!○○中』のMC兼レギュラープレイヤー。番組内では5回行われ、うちオリラジはその後のゲームにも参戦している(藤森は4回、中田は3回)また、徳井もクロノス以前の単発に1回参戦している。
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徳井義実(チュートリアル)
クロノス放送直前の単発時代から参戦。その時は終盤まで生き残る。成績的にはかなり良く、平均逃走率は67.62%と上々。しかし、ミッション参加率は低く、他のプレイヤーを使ったり、高級ソファーのために裏切り者(他の逃走者をハンターに通報することでボーナス賞金がもらえる)になるなど思った以上に逃走中モラルは低い。
福田充徳(チュートリアル)
初戦のお台場編以外は初期の方で捕まることが多く、牢獄の盛り上げ役になることも多かった。平均逃走率もジャンプ!メンバー中唯一5割を切っている(49.7%)。
中田敦彦(オリエンタルラジオ)
慶応卒のインテリ逃走者(放送当時はブレイクしたてだったのでそれほどインテリさは出していなかったが)。参戦数は相方・藤森より1回少ない8回。総逃走時間は5時間33分36秒(17位)。逃走センスはなかなかよく、ジャンプ!で開催された5回中3回で後半戦に進んでいる。レギュラー版後半ではヒールっぷりを見せ、第4回にて賞金欲しさにハンターを解放し、さらに他のプレイヤーには嘘を教えるなどの蛮行を藤森共々行った結果、次の回では2人とも裏切り者候補と目されてしまう羽目に。
インテリらしく効率的だったり、狡猾な作戦も考えるが、「策士策に溺れる」の如く成功した例は少な目。しかし、チーム戦ではその「効率重視」の姿勢が功を奏すことも多く、逃走中チーム戦では中田が確保後も藤森が指揮を執り、結果的に自チームを勝利へと導いた。
なんだかんだ言ってもオリラジの2人はお互いのことを信頼しており、相方がやられてもその分まで奮闘するという相乗効果もあってか、下記の3回の賞金獲得時は全て「相方の藤森と同チーム」の時である。
これまでの勝利経験:密告中勝利(35万800円、2人割で17万5400円)、護衛中勝利(100万円、5人割で20万円)、逃走中チーム戦勝利(200万円、10人割で20万円)
山本裕典
ジャンプ!メンバー唯一の俳優。仮面ライダーサソード。
メンバー中一番若いことから体力もあり、甘いマスクで女性陣を虜にしまくり。そして頼まれると断れない優しい性格。
史上2人目となるクロノスゲーム2回制覇の上、全逃走者中唯一1人しか成し遂げていない「2回逃走成功」を果たしている。
これまでの勝利経験:逃走2回成功(99万円+72万円)
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