逆張りとは、
である。本稿では両項解説する。
1の概要
金融・投資業界において、逆張りは投資手段の一種として知られている。
人気が高まっている最中に売り、値下がりしたり、人気がないときに買うという手法である。
この手法は、株式相場の一度下がった分は値を寄り戻す特徴を活かしており、また下がるまでに利益確定売りを出さなければ、場合によっては損益を出してしまうため、投資家のファンダメンタル分析の力が試される。また、注文が通ると短期で利益を得られる点がメリットと相場が反転しなかった場合、決済注文が通らず損失が膨らむデメリットがある。
相場が特に大きく動いている荒れ相場などでは、どこで逆張りに出て、売りを出すかが一気に稼ぎを得るかにおいて重要になる。近年にあった、コロナウイルスによるショックでは、この逆張りが効果を呼び、一時相場が反発したこともあり、逆張りが大きく相場を動かす日もある。
投資家が、相場の流れに逆らうように動くことから「逆」に相場を「張る」→逆張りと呼ばれるようになった。
逆に、上昇で買い、下落で売る「順張り」と呼ばれる手法も存在する。
2の概要
ネットスラングとしての逆張りは、一般論とは逆を主張する人のことを指し、いわば天邪鬼(あまのじゃく)である。
世の中で流行っているものを批判したり、悪評の立っている対象を庇ったりする立場をとるような人のことを指す言葉として使われる。
主に対立煽りで用いられる言葉であり、こういった少数派の意見を「逆張りがカッコイイと勘違いしている天邪鬼(逆張りガイジ)」とレッテル張りして叩くことが多い。
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