逆転の発想(ぎゃくてんのはっそう)とは、本来あるべき姿を全く逆から見ること。
概要
従来の認識では短所やデメリット、失敗といった考えしかできない出来事を、全く逆の考え方によってピンチをチャンスに変える発想のこと。
例えば、「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない!」や、
「ご飯を食べ過ぎたんじゃない、ご飯が近づいてきたんだよ!」など。
日本は大多数の意見に染まるよう教育されており、一人だけ違う意見を持っていると空気が読めないと嫌悪される環境にある。
この教育方針により、物事を深く考える事ができなくなり、表面上の正しいとされる答えしか思いつかなくなっている。
日本人は逆の発想ができるまでには、他国に比べて時間がかかる人種になっている。
逆転の発想によって成功した日本の例には、日清の「カップヌードル」があげられる。
麺をカップに入れる作業に苦労していたが、カップに麺を入れるのではなく、麺の上からカップをかぶせればいいという逆転の発想が生まれ、確実に麺をカップに入れることが可能になり工場での大量生産ができるようになった。
物事を180度逆に考えるには思考の柔軟さが求められるので、逆転の発想は高度なスキルであるといえる。
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