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逆転裁判2とは、カプコンの逆転裁判シリーズ２作目に当たる作品である。
概要
逆転裁判2は2002年10月18日にゲームボーイアドバンス（GBA）用ソフトとして発売。
2006年10月26日にニンテンドーDS用ソフトとして移植。移植の際にGBA版の誤字が修正されている。
基本的なシステムは前作と同じだが、追加要素や変更点が多くある。
- ペナルティ ： 前作はどんな状況でも５回ミスでゲームオーバーになる「回数制度」だったが、今作から状況によってペナルティが変化する「ゲージ制度」になる。満タンから一発でゲームオーバーになる場面も。
- つきつける ： 証拠品に加え、人物ファイルもつきつけられる。
- サイコ・ロック ： 探偵パート用。勾玉の霊力により人の心の秘密が見えるようになる。心理錠「サイコ・ロック」を証拠品で解除すれば情報が引き出せるが、強い秘密ほど解除に必要な錠の数が増える。勾玉がないと見えない。
あらすじと登場人物
全4話構成。逆転裁判２からは話の順と時系列が一致するとは限らない（第２話は第１話より時期が先）。
この記事ではあらすじと登場人物だけを表記。
第１話 失われた逆転
あらすじ
とある公園で警官が恋人の婦人警官に殺害される事件が発生。成歩堂は婦人警官からの依頼の弁護を引き受けるが開廷の直前に何者かに殴られ記憶喪失となる。成歩堂は弁護士であることはおろか名前すら思い出せないまま法廷での弁護を迫られることになる。
登場人物
ゲーム内表記は「ゲーム中に会話した者」だけが所有。
表記の無い者は空白にしておく。
弁護士は前作に引き続き主人公 成歩堂龍一 のため一覧から除外。
刑事も前作同様に 糸鋸圭介 。検事は全てのシリーズ１話を 亜内武文 が担当。
２から裁判長の表記がサイバンチョに変更。
| 名前 | ゲーム内表記 | 説明 |
|---|---|---|
| 須々木マコ すずき まこ |
マコ | 1話の事件の被告人で婦人警官。不幸体質の持ち主。 イトノコ刑事を尊敬しているっス。鈴木じゃないッスよ？。 |
| 町尾守 まちお まもる |
1話の事件の被害者で派出所勤務の警官。 皮肉だが町を守る前に自分の命を守れ。 |
|
| 諸平野貴雅 もろへいや たかまさ |
モロヘイヤ | 事件の目撃者。一流にこだわるプライド重視の自称「ほぼ」大学生。 ニートみたいなもんです。 細かい発言に敏感で、ちょっとでも刺激をあたえると長話を始める。 |
第２話 再会 そして逆転
あらすじ
霧崎医院の院長である霧崎哲郎は、14人の死者を出した医療ミスの潔白を証明すべく綾里真宵に霊媒を依頼する。
しかし霊媒中に院長が殺害され、成歩堂達が踏み込んだ部屋には院長の死体と返り血を浴びた真宵の姿しかなかった。成歩堂は真宵の無罪を信じ再び真宵の弁護を引き受ける。
この話から探偵パート、サイコ・ロックが追加。
登場人物
| 名前 | ゲーム内表記 | 説明 |
|---|---|---|
| 綾里真宵 あやさと まよい |
マヨイ | 2話の被告人。倉院流霊媒道の家元候補。 霊媒の最中に霧崎院長を殺害したとして逮捕される。 |
| 綾里千尋 あやさと ちひろ |
チヒロ | 真宵の姉。今回以降、春美にも霊媒されるようになる。 春美がまだ小さいため、服装が「セウト」、または「アーフ」になる。 一度だけ、おそらく手刀（チョップ）なのかムチを成歩堂に食らわしたことも。 |
| 霧崎哲郎 きりさき てつろう |
キリサキ | 2話の被害者。性格が悪い上、医療ミスが重なり客離れを嘆いている。 霊媒を依頼したが霊媒の最中に殺害される。 |
| 狩魔冥 かるま めい |
カルマ | 前作4話で登場した狩魔豪の娘。父親譲りのカンペキ主義で天才。 鞭を常備しており大体の人間には容赦しない。 |
| 綾里春美 あやさと はるみ |
ハルミ | 真宵の従妹で分家であるキミ子の娘。愛称ははみちゃん。 桁外れの霊力を持っており真宵の勾玉に霊力を込めてくれる。 |
| 綾里キミ子 あやさと きみこ |
キミコ | 春美の母で真宵の叔母。霊力が低いため分家となっている。 某徹子のようなヘアスタイルをしているのが特徴でござあます。 |
| 大沢木ナツミ おおさわぎ なつみ |
ナツミ ジャネット |
成歩堂と一緒に事件現場に入った成歩堂と同様の目撃者。 過去の事件後、心霊写真（エンディングの千尋）を撮ったことをきっかけに オカルト系のカメラマンに転向して里に来ていた。 |
| 葉中のどか はなかのどか |
ノドカ | 葉中姉妹の妹でオカルトや超常現象を研究題材とする学生。 倉院の里を訪問中に事件に巻き込まれる。極度の天然に見えるが… |
| 堀田院長 ほった |
ホッタ | 自称「堀田クリニックの院長」である。ん。 でも8年後は医師免許を取ったよ（？） 院内の情報を網羅している謎のやらしいおじいさん。 |
| 葉中未実 はなか みみ |
ミミ | 葉中姉妹の姉で霧崎院長が霊媒で呼び出そうとした看護士。 医療ミスを起こし後日交通事故で死亡していた。 のどかと目つきが違う。 |
第３話 逆転サーカス
あらすじ
成歩堂達はタチミサーカスの公演を観た翌日、タチミサーカスの団長が殺害されたことを知る。逮捕されたのが大ファンのマキシミリアン・ギャラクティカであることを知った真宵に連れられ留置所を訪れた成歩堂は弁護を引き受けるが、裁判が進むにつれてまさにサーカスのような展開とタチミサーカスの過去が明らかになっていく。
登場人物
この話の裁判長は何故かキレやすく、最後の選択肢を大きく間違えるとシリーズ至上最強のダブルペナルティを食らう。
| 名前 | ゲーム内表記 | 説明 |
|---|---|---|
| マキシミリアン・ ギャラクティカ |
マックス | ３話の被告人。タチミサーカスをと独占契約している世界的マジシャン。 天狗になりすぎて仲間からも嫌われている。田舎育ちで本名「山田耕平」だべ。 |
| 立見七百人 たちみ なおと |
ダンチョー | ３話の被害者でタチミサーカス団長。団員から慕われる良い人だった。 名前の由来は立見700人。もっと座席置け。 |
| 立見里香 たちみ りか |
ミリカ | 猛獣使いで団長の娘。箱入りというかサーカスのテント入り娘。 ナルホドも骨抜きにされるほどらしい。メンヘルメルヘンチック。 |
| 木住勉 きずみ べん |
ベン | 超無口な腹話術師でリロの相方。 コミュニケーション能力に難あり。名前の由来は「ベントリロキズム（腹話術）」。 |
| リロ りろ |
リロ | ベンが腹話術に用いる人形。自称テノール歌手でベンとは対照的な性格。 もうこいつが本体でいいよ。地味にベンの口動いてるけどさ。 |
| 富田松夫 とみた まつお |
トミー | 事件の目撃者。タチミサーカス最古参のベテランだが笑いのセンスはない。 こいつに関わると大体ナルホドが精神的に痛い目に遭う。 ナルホド「・・・今すぐ死にたい」 |
| 木下大作 きのした だいさく |
アクロ | 団長の甥で団長に育てられたアクロバットを得意とする芸人。 半年前の何らかの事故により現在も車椅子生活。 |
| 木下一平 きのした いっぺい |
アクロの弟であり兄同様にアクロバットを得意としていた「バット」。 半年前の何らかの事故で意識不明の重体となりずっと眠り続けている。 |
|
| ルーサー | ルーサー | 金物大好きなサル。光ってるものは大体コイツの巣に持ち込まれる。 ルーサーＶＳナルホドは見所（特に選択肢一番下の猿語対決）。 |
第4話 さらば 逆転
あらすじ
ヒーロー・オブ・ヒーローグランプリ決定の夜、大江戸戦士トノサマンの続編「大江戸戦士トノサマン・丙」の主役がライバル俳優の殺害容疑で逮捕される。それに続くかのように綾里真宵が何者かによって誘拐され、誘拐犯から真宵の命と引き換えに「被告人（主役）の弁護と無罪判決を勝ち取れ」といった要求を突きつけられる。
※バッドエンドあります。
登場人物
| 名前 | ゲーム内表記 | 説明 |
|---|---|---|
| 王都楼真悟 おうとろう しんご |
オートロ | 「春風のように爽やかなアイツ」の肩書きを持つ4話の被告人。 関係者の電話指示がないと行動ができないように見えるが… |
| 藤見野イサオ ふじみの いさお |
４話の被害者。トノサマンに対抗する「忍者ナンジャ」役を演じていた 年相応ではない暑苦しい顔の男。別に不死身じゃない。 |
|
| 華宮霧緒 かみや きりお |
キリオ | オートロのマネージャーで事件の目撃者。頭もよくしっかりとした女性。 頼りにされる人柄の裏に自分を語らない何かを隠しているように見える。 |
| 大沢木ナツミ おおさわぎ なつみ |
ナツミ | 「オカルト系カメラマン」から「いやらしい芸能カメラマン」に転向し、 スキャンダル目当てに張り込んでいたが、高価なカメラを紛失。 ちなみに2話と比べると、成歩堂に簡単に情報を与えない所や、 春美や真宵に対しても心配する様子を見せないどころか容赦ない台詞を 言うこともあるなど元々の性格もあるが、一変している。 |
| 荷星三郎 にぼし さぶろう |
ニボシ | 前作「トノサマン」の主役でオートロの先輩。 現在は体操のお兄さん（ウサギマスク）をしているらしい。似合わん。 |
| 田中太郎 たなか たろう |
タナカ | オートロの専属執事。顔に一直線の縫い目がある。 自身やオートロの事は多く語らない。 名前がどこかのコロコロの宇宙人である。 |
| 虎狼死家左々右エ門 ころしや さざえもん |
コロシヤ | ３代目虎狼死家を襲名したプロの殺し屋で真宵を誘拐した張本人。 信頼関係を重視し、裏切りを最も憎む。犯行後はサザエのカードを残す。 |
| 御剣怜侍 みつるぎ れいじ |
ミツルギ | 蘇る逆転のあと書置きをして失踪していた。 諸外国にて検事としてのありかたを考え直してきた。 |
| 狩魔冥 かるま めい |
カルマ | 事件の担当検事だが…。 エンディングが最強の見所。 |
| 天野由利恵 あまの ゆりえ |
キリオが尊敬していた先輩マネージャー。 ２年前に謎の自殺を遂げるが遺書が未だに発見されていない。 |
|
| 大場カオル おおば かおる |
オバチャン | 魔性の女の異名を持つ宇宙人警備員。武器のマシンガントークに 加えて体に悪そうな光線銃（の玩具）で攻撃してくる。 |
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関連項目
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