遅延証明書とは、バスや鉄道が遅れたことを証明する書類である。
概要
バスや電車が遅れた際、「この電車(バス)は〇〇分遅れました。この人の過失じゃありません。」とバスや鉄道会社が証明するための書類。延着証明書とも。
これを学校や会社に提出することによって、遅刻にカウントされないという場合がある。しかし、入試や資格試験などではこれがあっても認められない場合もあるし、会社だと就業規則によっては「遅延証明書は免罪符じゃないぞ」としかられることもある。これは、実は遅延証明書には法的拘束力がないためである。
電車が遅れるかもしれないことを考えて早く来るようにしたり、天気予報を見て雨が降ったり雪が降ったりするようだったらいつもより早く家を出なさい、と言われることがある。少なくともギリギリの電車に乗るのはあまりおすすめできないので、可能であれば早めに学校や会社付近に着くのが望ましい。かといって早く来すぎる、極端に言えば徹夜組のようなことをすれば体調を崩すのでやめよう。何時に行くかは自分で判断しなければならない。
ちなみに、早く着いて業務やそれにかかわるもの(着替えなど)を行うよう指示された場合は、これを早朝出勤とみなして手当の支給対象になることもある。しかし、特に業務にかかわることを何もしていなければ支給対象とはならない。
バスの場合は、電車よりも定刻通り運行しづらいこともあって、会社によっては最初から発行していないこともある。
もらえる場所は、通常遅れが発生した路線の駅など。大量に発行するため、駅員の所謂シャチハタ印が押されることが多い。様式は会社によって異なるが、遅延証明書の収集家もわずかに存在するようで、メルカリ等で遅延証明書が出品されていることもある。
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