貴女は――。
勘違いをしていたのだ。
私は――。
勘違いをしていた訳じゃない。
概要
百鬼夜行シリーズの八作目にあたる。相変わらず厚い。なお本シリーズは大人の事情により版元が変わるため、講談社から出版されるものは本作が最終作である。「百鬼夜行シリーズ」も参照のこと。
ちなみに次回作は「鵼の碑」(ぬえのいしぶみ)というタイトルのみ告知されている。
あらすじ
あの榎木津に舞い込むはずだった縁談話。その裏を巡り、探偵見習いの益田は関口とともに調査を開始する。
いっぽう江戸川の河川敷、そして大磯の海岸で見つかった変死体。刑事の青木は無関係に見える事件の線を探りに奔走する。ところが事件は転がるように拡大し、全体の構図が見えないまま、事件は益田や青木の思いもよらない所で手を繋いでいく。
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関連項目
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