郷田龍司(ごうだ りゅうじ)とは、セガゲームスから発売されている「龍が如くシリーズ」に登場する人物である。
声優は岩崎征実。背中には四神の長とも呼ばれる「黄龍」の刺青が彫られ、「関西の龍」の異名を持つ。
シリーズでは「2」が初登場。外伝タイトルであるOF THE ENDにも操作キャラとして登場する。
概要
極道となってからも東城会とは関わりがあり、2001年に後の東城会六代目堂島大吾を罠に嵌めて服役させたり、「1」で東城会内紛の原因となった100億円を手に入れようと目論み神宮京平のバックについていた影の黒幕。
五代目近江連合直参二代目郷龍会である近江四天王の一人。常に刀を携帯している。
「龍の二つ名は唯一無二の存在であるべき」という信条から「『関西の』龍」の異名を嫌っており、その異名を口にした者はたとえ部下であっても一切の容赦もしない。また目的のために手段を選ばない男だが、子供を人質に取る行いに激昂する、「堂島の龍」こと桐生一馬と一対一で闘うなど卑劣を厭う実直な面もある。
東城会と戦争するためにジングォン派と手を組んで(恒例の)ミレニアムタワーを爆破する。しかし義父が東西の戦争を拒んで東城会と近江連合の五分の盃を行うことを知り、阻止すべくクーデターを起こし近江連合本部を襲撃、義父を誘拐しようとするも桐生により敗走する。その後近江四天王の一人である千石虎之介が澤村遥を人質に取ったため殺害。関東に勢力を伸ばすため神室町へ侵攻するも東城会と神室町住民の抵抗により失敗。抗争を裏で操っていた近江四天王の高島遼を射殺した。その際に重傷を負うも「伝説の龍」となるため桐生と「龍」の名をかけて死闘を繰り広げて意識を失った。
その後の消息は不明だが名越捻洋曰く「どこかで生き延びてる」とのこと。
外伝
「龍が如く OF THE END」で登場したが、近江連合を破門され、放浪した後でたこ焼き屋の弟子となる。さらに右腕をガトリングガンに改造される。事件の首謀者で近江連合の弟子だった二階堂と戦うために、桐生と共闘することになる。
「龍が如く 維新!」では薩摩藩の西郷吉之助として登場。風呂屋で斎藤一(坂本龍馬)と初対面し、熱すぎる風呂に苛立っていたことで龍馬と全裸で戦うことになる(都合良い湯気のおかげで隠れる)。犬がいじめられていたところで助け、長州藩の桂小五郎と居合わせて刀を構えて睨み合ったが、酒で酔っていた龍馬に止められ、飲み屋に付き合わされたが、この時に桂から斎藤一の正体が本物の坂本龍馬であったことを知る。その後は桂と薩長同盟を結んだ。
重要なネタバレ
1980年12月25日、ジングォン派が東城会の襲撃を受け母・鄭秀淵(ジョン=スヨン)とともに巻き込まれるが、襲撃事件の担当刑事だった瓦次郎に保護されて大阪へ渡り、近江連合の郷田仁に引き取られた。母親は後に瓦次郎と結婚、瓦祥子を名乗り薫を授かった。
ミレニアムタワーで狭山薫が妹だったことを知り、桐生と死闘を繰り広げた後は自らの母の面影を感じると言い残し、優しい笑顔を見せ意識を失った。
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関連項目
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