都市銀行とは、普通銀行のうち広域展開を行っている銀行である。略称は「都銀」。
概要
都市銀行は簡単に言ってしまえば、規模が大きい銀行のことである。1968年の審議による定義では「普通銀行のうち6大都市ないしはそれに準ずる都市を本拠として、営業基盤が全国ないしは数地方にまたがる銀行」としている。この時に13行が都市銀行に該当されるとされ、1969年までに15行に増加した後に、1973年までに合併によって13行体制となる。その後、合併などにより、現在はみずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行の5行(定義によっては4行)が都市銀行に該当するとされている。
なお、都市銀行は5行(4行)ではあるが、大手にあたるメガバンクについてはりそなグループの2行は除かれる。
埼玉りそな銀行が定義によって都市銀行に含まれたりそうでなかったりするが、これは埼玉りそな銀行が都市銀行であった埼玉銀行を前身としているものの全国展開していないためである。
基本的に都市銀行は営業基盤が広いことからそう簡単に潰れるものではないのだが、決して潰れないと言うわけではなく、北海道拓殖銀行が1997年に経営破綻している(2006年法人格消滅)。
都市銀行一覧
前身行は都市銀行に該当する銀行のみ記載。
- みずほ銀行(2002年~) / みずほコーポレート銀行(2002年~2013年)
- 三井住友銀行(2001年~)
- 三菱東京UFJ銀行→三菱UFJ銀行(2006年〜)
- りそな銀行 / 埼玉りそな銀行(2003年~)
- 北海道拓殖銀行(1950年~1998年)
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関連項目
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