概要
名称
その認定および管理は、都道府県を単位として行われる。そのため管理する自治体によって以下のように呼び方が異なる。
とは言え、これらは名称こそ違うものの内容的には全て同じものである。
種別
県道は主に以下の二つに大きく分類される。
- 主要地方道
おおよそ路線番号が2ケタ以下の都道府県道を指す。その多くは主要都市間を結ぶなどしており、準国道とも言うべき幹線道路網として認識されている。
ただし北海道道は100番台、東京都道は300番台(例:都道311号 環状八号線)、福岡県道151号についても主要地方道に分類されるほか、沖縄県道にはアメリカ占領時代の名残で2ケタ以下の一般県道も見られるなど、場所により例外も存在している。 - 一般県道
主要地方道を除いた全ての都道府県道を指す。そのおおよそは路線番号が3ケタだが、北海道では4ケタの道道も存在(1181号まで。ただし1094~1114号など一部は欠番)しており、こちらもまた例外が見られる。
その他の事柄
その道が都道府県道と指定されるまでには様々な経緯がある。その多くは一般の市町村道や林道、山道が、交通量や地域にとっての役割などを理由として、新たに幹線道路の一つとして認められたものである。しかし中には、かつて国道に指定されていた路線が、新規に建設されたバイパス側に国道指定の区間が移ったため、国道指定を外された上で県道とされるケースも存在するなど、その指定までの経緯はさまざまである。
都道府県道の中には、複数の都府県にまたがっているものもある。そのような路線には、かつては同じ路線であっても都府県ごとに全く異なる番号が付けられていた。しかし現在では標識上の都合などもあり、互いの都府県で同じ路線は同じ番号になるよう調整されている。とは言えすべてが調整できたわけではなく、都府県ごとに番号が異なるものも一部に存在する。
都道府県道は多くの場合、国道よりも道路規格の低いことが当たり前となっている。しかし中には、高速道路として整備されたハイスペックな路線も存在している。例えば首都高速道路の各路線は、東京都道・千葉県道・埼玉県道・神奈川県道に属しており、また阪神高速道路の一部路線についても、大阪府道・兵庫県道にそれぞれ属している。
しかしその一方、一般の県道か主要地方道かを問わず、未整備のまま長期にわたって放置されていたり、酷い悪路(狭隘・未舗装など)区間を持つ路線も日本では決して珍しく無い。こうした通行困難な路線は「険道」と呼ばれ、国道でいうところの「酷道」と並んで車載動画では人気が高い。
同様に都道府道へは「吐道」「獰道」「腐道」という表現が用いられることも有る。
関連動画
北海道地方
東北地方
関東地方
中部地方
関西地方
中国地方
四国地方
九州・沖縄地方
もちろん全国まだまだ有ります
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- 千葉県道5号松戸野田線
- 船取県道(千葉県道8号船橋我孫子線)
- 東京都道・千葉県道10号東京浦安線
- 埼玉県道・千葉県道19号越谷野田線
- 東京都道・千葉県道50号東京市川線
- 埼玉県道・千葉県道52号越谷流山線
- 千葉県道・東京都道・埼玉県道54号松戸草加線
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- 広島県道204号安登停車場線
- 広島県道472号(広島県道472号広島東インター線/広島高速1号線)
- 広島県道473号(広島県道473号府中仁保線/広島高速2号線)
- 広島県道474号(広島県道474号温品二葉の里線/広島高速5号線)
徳島県
佐賀県
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