酒盗(しゅとう)とは、魚のホルモンを使った発酵食品(塩辛)である。高知県の名産品とされる。
概要
主に鰹の内臓を使ったものが多いが、鮪、鮭、鯛、秋刀魚も使われることがある。また、内臓だけではなく、身ごと漬け込んで作る場合もある。
塩辛との違いは、①内臓を用いること、②1年以上の長い期間を製造に要すること、の2点。
基本的には酒の肴。「酒が盗まれたように消えていく」、あるいは「盗んででも酒を飲みたくなる」ほどに酒が進むからこの名前がついたとか。
その他、パスタ、チャーハンの味付けなどの調味料として、あるいは煮物などの隠し味として用いられることもある。クックパッドなどにも酒盗レシピが多数存在する。
ちなみに鮭の腎臓を用いた酒盗は「めふん」とも呼ばれ、範馬勇次郎の好物として知られる。
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