酒飲み五ヶ条とは、
のいずれかを指す。ここでは上記を順に説明する。
なお、この3つには似た条項もあるが、影響があったかどうかは不明である。
概要(1)
酒飲み五ヶ条
岩手県奥州市の中心街である水沢の建物に掲げられた看板(→Googleストリートビュー)。上記は横書きだが、原典では縦書きになっており、筆で書いた字体になっている。酒を飲む者が守らねばならないことが5つ記されている。五ヶ条に共通することは「他人に迷惑をかけないように飲む」ことである。
建物の2階に掲げられている。設置した人物やその経緯については、執筆者が探した範囲ではインターネット上で情報が発見できなかった。遅くとも2000年代後半にはすでにあったようだ(参考)が、2008年時点では建物は空きスペースだった。建物を後ろから見るとダクトがいくつか伸びているので、おそらく元は料理店だったのではないかと思われる。
ストリートビューの記録をたどると、2015年~2018年ごろまで焼き鳥屋が入っていたこともあったが、2020年には再び空きスペースとなっている。2021年現在は、Google Mapによると別の和食店が入っているとされている。
概要(2)
原典
現代語訳
赤穂浪士(忠臣蔵)で有名な大石内蔵助(大石良雄)の言葉とされている。ただし、実際に大石内蔵助がこのような決まりを定めていたかどうかは確証がない。少しずつ言い回し・順番の違う五ヶ条が書かれた盃が複数あるため、このフレーズが大石内蔵助の言葉として、江戸後期の民衆の間に広まったものとみられている(参考)。なお、上記は津軽大石家で発見され、現在は赤穂大石神社所蔵のものから引用。
概要(3-酒道五則)
福島県郡山市の安積国造神社の宮司だった安藤貞重氏が組織し、現在は笹の川酒造を中心に運営されている日本酒道会が唱えたもの(→リンク)。具体的に書かれている。
関連項目
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