酢豚(すぶた)とは、中華料理の一種。豚肉と野菜と甘酢あんを中心に作る。
概要
調理法は、あらかじめ調理した豚肉の唐揚を、砂糖を加えたあんにピーマンや玉ねぎなどの野菜を加えて作る。
中にはパイナップルを入れる種類があり、パイナップルが入ってるのを嫌う人もいる。
パイナップルを入れるか否か
「酢豚に入っているパイナップルが入ってるのが嫌い」とか、「酢豚のパイナップルが意味不明!」という意見が多数存在する。その原因として、フルーツであるパイナップルの姿が酢豚のなかに見えていることが挙げられる。また、酢豚の味が不味くなるという理由もまた多い。
対策として、パイナップルを搾ってタレのなかに入れる、パイナップルだけでなくレモン汁を入れたり、オレンジジュースを入れたりして味を調整するなどがある。
大体、酢豚は字の如く「食酢」が入っているのでそれだけだとかなり酸っぱい料理となる。本場中国では『山査子餅』という、甘酸っぱい中国のお菓子を砕いて入れているので、パイナップルを代わりに入れていてもなんら問題ない。また、果汁の酸っぱさは、酢とはまた違って、甘さも含み、さわやかな味ですのでおいしくなり、豚肉の油っこさを消す役割も果たす。さらに、パイナップルの中にあるブロメリンはタンパク質分解酵素で、肉をやわらかくし、消化吸収をよくする効果がある……が、この酵素は加熱により変質してしまうので、炒める段階で入れても効果は無い。肉を柔らかくする目的なら生肉の段階で生のパイナップルに漬け込むのが正解。
以上より、パイナップルを入れるメリットは大きい。しかしながら、生理的に嫌いな人は何をしても駄目なので、そのときは入れないでおこう。
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