「人と人が出会う確率って、とーっても低いんだよ。だからこれは、運命的な巡り合わせかもしれないね」
里見灯花は、スマートフォン専用ゲームアプリ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の登場人物である。 ゲーム、アニメの担当声優は釘宮理恵。キャラクターデザインは蒼樹うめ。
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この項目は、『マギアレコード』第1部のネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 物語終盤に明かされる核心については「環うい」の記事も参照してください |
概要
魔女化のない世界を作ろうとしている魔法少女。
入院していた里見メディカルセンターの院長の娘で、幼くして天体物理学を修めた理系の天才。
普段は無数の機器に囲まれながら研究を続けており、夢は宇宙の全てを知ること。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
元々は物語の主人公環いろはの妹ういや柊ねむと共に、父が経営する里見メディカルセンターに入院し、院内学級にいた少女。いろはの事は「お姉様」と呼んで慕っていた。一人称は「わたくし」で、「くふふっ」と笑ったり「~だにゃー」と語尾に付けて話すことが多い。物語が始まった時点では既に退院しており、本格的に登場した時には超セレブ学校の聖リリアンナ学園に通っている。
冒頭の紹介文にもあるように、理系に長けた天才少女。劇中でもエネルギー変換だのIPS細胞だの科学用語がポンポン口から飛び出す。いろはによれば「宇宙のお話を偉い人と議論するような、すごく頭の良い子」。自室には無数のコンピュータが備えられており、それを使いこなして宇宙の研究を行うほど。
ただ、非科学的なことを信じない現実主義者であるため、物語を編むのが得意なねむとは些細なことで直ぐ言い合いになり、ういが仲裁に入るのが常であった。
しかしアニメ3話での回想のようにお手製の蒸気機関による自走装置を病室内で走らせ、ねむの蔵書に激突、炎上の果てにスプリンクラーまで起動させるのはどうかと思います。そら、ねむじゃなくても怒るわ。
また選民思想の持ち主である父の影響もあってか、灯花自身もそうした考えを持っており、科学中心の現実主義も相まって他人を軽く見下す発言をすることもしばしば。これがねむとの喧嘩の引き金になるだけでなく、舌禍の原因ともなることも多い。
最初の内はいろはの回想という形で登場するが、本格的にはメインストーリー第6章で関わり始めることになる。それもマギウスの一人、さらにはドッペルシステムの開発者として。面倒なことにどういうわけかいろはの記憶が無い。また他の人物は「ベテランさん」(やちよ)「最強さん」(鶴乃)と愛称を付けて呼ぶのに、いろはに限っては「環いろは」とフルネームかつ呼び捨てで呼んでいる。
しかも幼い故かたちの悪いことにやっていいことと悪いことの分別がついていないため、洗脳や同士討ちなども平気で行うほど。その冷酷さと徹底的な合理主義、弁舌の達者さ、俯瞰過ぎる視点などから、やちよから「キュゥべえに似ている」と評され、十七夜からも「おガキ様」と吐き捨てるように呼ばれるほど。典型的くぎゅロリボイスで人を舐めたような言葉を連発したあげく、ニコニコしながら「いーーーーやっ!」と言われりゃなぎたんじゃなくてもいらだつわな。その一方でアニメ13話での黒羽根達を前にした演説はどこぞの総統や少佐を連想させるともっぱらの評判。
ういとねむを含めたクリティカルなネタバレはういの記事を参照してもらうとして、マギウスの一件が終わった後は元のようにういと交流しいろはを慕うのだが、相変わらず危なっかしい言動をしており、ドッペルシステムの神浜市外への展開を図ろうと円環世界に接続しようとして大事を起こしたりもする。そして案の定いろはから諭され、やちよや十七夜から説教を食らう。
それ以外にもキュゥべえの生態やインキュベーターのシステムにも興味があり、キュゥべえの身体を解析しようとしたり、インキュベーター同士の連絡ネットワークに不正アクセスして呼び出したり。さしものキュゥべえも「干渉するのはやめてくれ」と言い放つほど。
また、ねむとともに浪人生であるみふゆの勉強を教えたりも。みふゆは2人に倫理道徳を教えるとは言っているがどうしたもんか。
ところで、灯花に関して一つ重大な話が。彼女の叔父・太助は民俗学者で、実は魔法少女や魔女の存在を知り得た一般人である。太助はいつしか姿を消したが、魔法少女や魔女に関する研究書の原稿を残していた。灯花はそれを読んで魔法少女について知り得ていたのである。
どうして一般男性の叔父が魔法少女や魔女、インキュベーターについて知り得たのか、どうして行方をくらましたのか、疑問となる点は多い。特に第2部で新たに登場した佐鳥かごめという少女が太助と約束して魔法少女のことを書き記し世に伝えるという。
その一方で太助の娘、すなわち灯花の従姉妹である那由他(CV:春花らん)が父を探すため神浜を訪れているのだが、以前灯花から父及びその研究、ひいては民俗学その物を見下され馬鹿にされたことがあったため、灯花ややはり父を見下している伯父(灯花の父)に対して殺意を覚えるレベルで嫌悪している。灯花自身も流石に「あの時は言い過ぎたし、それに叔父の研究に自分も影響を受け、それを信じなければ自分が救われることもなかった」と反省しているのだが、那由他からみればその確執は根深い物がある。
こうした形で叔父と従姉妹が関わるようになるわけだが、さて灯花の考えや如何に。
魔法少女として
ういの記事を見れば分かるように、エネルギー変換能力を固有魔法として持つ。フリフリのゴシックドレスを着用し、日傘でメリー・ポピンズのように空を移動。火炎を放つことができる。ということでキャラ属性としてもアタックタイプとなっている。
ただしマギウスの一件もあり、万年桜のウワサからの審判を受け、罰としてねむとともに今後一切の魔法少女への変身を禁じられ、その証として変身したら検知した途端死をもたらすブレスレットを着用させられている。最も「死んでもいいから試したい」という気が満々。さすがにいろはに嘆かれるのでやらないようではあるが。ほんとつくづく困ったおガキ様である。
ステータス
- 実装日:2019年3月5日(★4~5)
- 年齢:11歳(小学5年生)
- 誕生日:不明
- 身長:148cm
- 出身地:神浜市北養区
- 学校:里見メディカルセンター院内学級→聖リリアンナ学園
- 初期レアリティ:★4
- 属性:火
- タイプ:アタック
- 武器:傘
- 能力:エネルギー変換
- ソウルジェムの位置:首元のリボン
- ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×1 | ×1 | ×1 |
コネクト先の攻撃力をアップさせ、MPを回復、さらに確率でマギア不可の付加効果も追加。
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 攻撃力UP[Ⅶ] & MP回復[Ⅳ] & 確率でマギア不可 |
★5 | 攻撃力UP[Ⅸ] & MP回復[Ⅳ] & 確率でマギア不可 |
「降り注げ!宇宙のエネルギー!収縮させて…ビッグクランチからの…ビッグバーン!くふふっ」
上空まで飛び上がり、パラソルを増殖させて一斉火炎放射する。追加効果として敵全員の防御力をダウンと自身の防御力をアップ、★5ではマギアダメージをアップさせる。
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体にダメージ[Ⅴ] & 防御力DOWN(敵全/3T) & 防御力UP(自/3T) |
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅶ] & 防御力DOWN(敵全/3T) & 防御力UP(自/3T) & マギアダメージUP(自/3T) |
白昼夢のドッペル。その姿は、マッチ売り。
この感情の主は魔法少女になった後もさらなる願いを成就するためちからを欲する。
このドッペルは主の寿命を切り分けたマッチを持ち、ひとたび擦って灯りをともせばあらゆる”もしも”が叶うという。
マッチの残り本数が主の寿命であり、使い切ることは命の終わりを意味する。
強力なドッペルだが、遺言のドッペル同様に自身の寿命を犠牲にするため乱用は禁物。
灯花のドッペル。いろはの「沈黙のドッペル」のように髪から変化した鳥の姿を取っているが、翼がマッチ棒になっているのが特徴。ストーリー上でもちょいちょい現出する。ちなみに魔法少女になることを禁じられた以降もドッペルを出すことが可能で、説教食らった後に大泣きしソウルジェムが一気に穢れ、ドッペルが出てしまった、なんてことも。
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅸ] & 防御力DOWN(敵全/3T) & 防御力UP(自/3T) & マギアダメージUP(自/5T) |
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