野崎幸助(1941〜2018)とは和歌山県出身の実業家である。「紀州のドンファン」の異名をとった性豪。
概要
1941年に和歌山県に生まれる。中学卒業後に酒屋や鉄くず拾いなど職を転々としたが、コンドーム販売に成功し、その金を元手に金融業で成功し、和歌山県でも有数の資産家になった。その後はさらにその金で投資を行って金を増やしていく・・・という形で大金持ちになり地元である田辺市のローカル有名人と化していた。
紀州のドンファン
ドンファンとは象に似たポケモン・・・ではなく、スペインの伝説上、文学作品の人物である。その伝説とは以下のとおり。
時は17世紀のスペイン。騎士ドンファンは剣の腕は立つが非常な女たらしであり、妻をとっかえひっかえしているような男であった。ある日、貴族ドン・フェルディナンドの娘に好意を抱いたドンファンは娘を誘惑し、邪魔なフェルディナンドを殺害するに至った。その後、墓場でフェルディナンドの墓の石像を「殺されてくやしいのうw」と煽ったところ、うごくせきぞうと化したフェルディナンドの亡霊に襲われ、これにはさすがのドンファンもじめんタイプにゴーストタイプは等倍なんてことは関係なく、こうかはばつぐんだーとそのまま地獄に引きずり込まれてしまったとさ。
この人物から、女たらし、女性にだらしない人物、何人もの女性と遊んでいる人物をドンファンになぞらえるようになった。
野崎氏も性豪として知られ、「美女4000人に30億円貢いできた」「いい女を抱くために金持ちになった」と豪語していたほどであった。このため、「紀州のドンファン」という異名をとっていた。「紀州」は和歌山のこと。決してこおりのつぶてで奇襲してくる奇襲のドンファンではない。
2016年にはモデルの女性にダイヤモンドや現金合わせて6000万円を盗まれるという事件が起きたが、「6000万円なんて自分には紙屑同然。いい経験になった」と豪語していた。この様子がマスコミの目に留まり注目され、田辺市のローカル有名人から一躍もっと広く知られた有名人になった。
死
2018年に55歳年下の女性と結婚。しかしその3か月後に自室で謎の死を遂げた。ほぼ全裸で亡くなっており、司法解剖の結果死体からは覚せい剤が検出された。しかし、野崎氏は生前覚せい剤を使用した形跡がなく、また服毒自殺をすることもその理由などがなく不自然な薬物中毒死であった。このため、死の直後から何者かに毒殺されたのではないか、とまことしやかにささやかれていた。
2021年になってから、元妻が逮捕された。現在のところ捜査中の事件であり、まだ彼女が有罪と確定したわけではないのでここではまだ詳しくは記述しないが、容疑者とされている。
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関連項目
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