野幌森林公園(のっぽろしんりんこうえん)とは、北海道札幌市・江別市・北広島市に跨る道立の公園である。
概要
1968年(昭和43年)、北海道開基100周年を記念して道立自然公園に指定された公園で、その面積は2053haと広大である。敷地の78%は「昭和の森野幌」と呼ばれる国有林で占められており、自然休養林や鳥獣保護区に指定されている。同じく札幌市にあり森林公園を名乗っている前田森林公園が、名前の割にちゃっかり整備が行き届いているのとは対照的である。
野幌森林公園の森林は自然林と人工林が混在しており、さまざまな動植物の観察が可能である。また、園内には北海道の開拓史やアイヌ文化などを紹介する北海道開拓記念館や、明治・大正時代の北海道の建造物を復元・再現した北海道開拓の村などの施設が設けられている。
この他、公園のシンボルとして高さ100mの百年記念塔が建てられていたが、老朽化の進行を理由として2014年から立入禁止。その後、塔を解体する方針が道より発表された。
アクセス
最寄駅であるJR函館本線・森林公園駅から徒歩で約20分。また、JR千歳線・新札幌駅から野幌森林公園付近までバスが出ている。
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