野比のび助とは、ドラえもんに登場するキャラクターである。連載初期は「野比のび三」という名前だった。
概要
のび太の父親。商事で働くサラリーマン。のんびりとした性格で、ママと違ってのび太を怒ることは滅多に無い。作中では「アドベン茶」や「ムリヤリトレパン」など、ドラえもんの道具のせいでよく散々な目に会っている。
若い頃は画家を目指しており、実際に才能もある。とある富豪に海外留学の費用を出してやるという申し出を受けたこともあるが、自分の力で自分の人生を切り開くことを決意し、断った。これといった趣味は無く、休みの日は家でゴロゴロしていることが多いが、釣りやゴルフなどを嗜むこともある。しかし運動神経は鈍く、特に運転免許の技能試験には幾度となく落ちている。
戦争を経験している。連載初期のエピソードでのび太とドラえもんが少年期の彼に会いに行ったことがあるが、ちょうど第二次世界大戦中であり彼は戦時疎開中だった。「ドラえもん」が連載開始されたのは1969年であるが、当時の小学生児童の親世代には少年時代に戦争を経験した者が多かったのである。
関連項目
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