ニコニコ大百科:植物 カネノナルキ |
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分類 | ベンケイソウ科クラッスラ属 | |
学名 | Crassula ovata |
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このテンプレートについて |
金の成る木とは、自分が働かなくてもお金が出現する物体のことである。
概要
金の成る木は実在する
それを知っているのと知らないのがrich manになれる人とそうでない人の違いです。
金の成る木で「木」の形しか想像できない人にはその実在性が分からないでしょう。しかし概要の前に記述した定義に従うと別に「木」である必要はどこにもないのです。それを持っているだけで貯金通帳の金額が増えるならばそれは立派な金の成る木です。
金の成る木の代表的なものに不動産があります。大家は別に働いているわけではないのですが不動産を持っているだけで収入があります。もちろん人が住めるように「木」の手入れは必要ですが、それさえしておけば家が借りる人が現れ、家賃が振り込まれて金のなる木が誕生します。
英語のrich manの定義はお金持ちとかではなく「働かなくても食える人」です。不就労所得で食べている人なのです。
カネノナルキ
カネノナルキという植物は実在する。もっとも、葉っぱが硬貨に似ているという理由でそう呼ばれるだけで、実際にお金が実を付けるわけではない。実際にお金が手に入る金のなる木はドラえもんの中くらいでしか見ることはできない。
分類や学名はテンプレートに記載の通り。園芸名では、カゲツ(花月)とも呼ぶ。和名はフチベニベンケイ(縁紅弁慶)であるが、あまり使われない。英語では dollar plant という。
借金
金の成る木が本当に金の成る木であるならばそれを担保に借金ができます。先ほどの不動産の例で言うと、仮に2100万円の不動産を利息3%で2000万円借りて購入し、管理費などの経費を差し引いた毎月の家賃が7万円とします。そうすると7*12/2000=4.2%なので4.2%-3%=1.2%の利益になるのです。逆にそうでないと金融機関はお金を貸しません。
別の面から考えるとこの物件を買うとき2100-2000万円=100万円内入れしています。100万円入れて12万円の利息がつくとも考えられます(実際は元本返済の分こんなに多くはなりません)。
つまり、本当に金の成る木であるならば借金をした方が儲かるのです。でも借金には色々と審査があり、なかなか多くは借りれません。金持ちになれるかどうかは借金ができる信用があるかどうかで決まります。
ノンリコースローン
上の例では購入する不動産のみを担保にローンをしていますがこのように買う物のみを担保にした借金の事をノンリコースローンと言います。日本でも投資用の不動産ではこのローンが成立し、それを扱う専門の会社もあるのですが玉石混合の世界で利用には注意が必要です。
しかし日本では通常不動産を買おうとすると、買おうとする不動産以外にも担保を求められてしまうのが現状です。その原因は中古の値段が下がってしまうからなのです。新築2100万円でも1週間人が住めば中古です。それだけで中古の値段が1500万円とかになったら金融機関は安心してお金を貸せません。借りたければ少なくとも600万円内入れしろというでしょう。中古の値段が下がらない、つまり人気がある、早い話都市部、山手線周辺の方がローンが通りやすいです。
新築の不動産の勧誘があったら中古ならいくらになるか確認しましょう。この質問をするだけで売る相手は冷や汗をかくでしょう。
政府の借金問題
毎年政府の借金が問題になりますがH25.3.22現在国債の金利は10年物で0.577%、30年物で1.697%です。先述の例で3%でも利益が出ていたことを考えるとこの低金利で利益を出せないほうがおかしいと直感的に分かると思います。つまり、さっきの話の裏で借金が少ないから儲かっていないのです。お金を全て国内でまかなっている日本のような政府で、政府の借金は鏡に映った国民の資産(貯金)です。政府が借金を増やせば国民の資産も増えます。
どんどん借金をしてインフラを充実させれば良いのです。民間が借金して投資をする場合受け取るのはそのインフラから得る直接的な利益(例えば鉄道を作ったならその運賃)だけですが、政府が借金をして投資した場合、間接的な利益、経済効果(鉄道ならば鉄道を利用する会社が生む利益等)から生じる税金も受け取れます。
だからこそ無料で利用できる道路が家の前にひいてあるのです。間接的な利益から得られる税収は無料の道路なしにはありえません。
金食い虫
金食い虫というのも実在します。例えば踏み切りです。「○○の踏切をなくせば○○円の経済効果が」とよくききますが逆に言えば踏み切りの存在は金食い虫なのです。さっさと国債を発行して全国の(少なくとも都市部の)踏み切りをなくせば結果的に税収が増え日本国全体の利益になります。
金食い虫の会計上の言葉はありませんが、政府は全ての金食い虫をリストアップして投資するかどうかの判断にするという考えも可能です。
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関連項目
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