金子一馬とは、コロプラ所属のイラストレーター、ゲームクリエイターである。1988年にアトラス入社。
アトラスの退社後、2023年にコロプラへ転職。
アトラスでは同社のゲーム『女神転生』シリーズのキャラクターや悪魔デザインを手掛けていたほか、他社ゲームのデザインや小説の挿絵などを提供していた。
『悪魔絵師』の異名を持つ。
概要
他のイラストレーターとは一線を画した、硬質的でスマートな画風が特徴。
荒木飛呂彦や丸尾末広に影響を受けているらしい。
初期はマーカーペンで色を塗っていたが、1994年からCGを使うようになる。『女神転生』シリーズとしては『ペルソナ2 罪』を境に画風が大きく異なる。
『女神転生』シリーズではデザインの他に世界観の設定などを深く関わり、『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団/アバドン王』・『真・女神転生IV』ではシナリオ原案も務めた。
また、集大成画集として全10巻の『金子一馬画集』シリーズが2004年より発売されている。特殊な印刷技法を使用するため当初の予定より遅れ、2008年に発売された第3巻を最後に刊行を途絶えていたが、2017年に続刊となる第4巻が発売され、2021年には最終巻となる第10巻が発売されている。
『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』を最後にデザイン制作には関わらず、以降のアトラス作品ではシナリオ原案や悪魔デザイン原案などのクレジットに留まっている。
かつてのアトラス公式サイトでは『金子一馬のマルカジリ日記』を連載していた。
主な作品
アトラスの作品
外部の作品
- ANUBIS(Z.O.E) - コナミ
- デビルメイクライ3 - カプコン
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ - バンプレスト(現バンダイナムコゲームス)
- 三国志大戦DS - セガ
- 戦地調停士シリーズ - 上遠野浩平著(第4巻まで挿絵担当)
関連商品
関連項目
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