金沢エクスプレス号とは、東京都と石川県金沢市までを結ぶ高速路線バスである。この記事では昼行便主体の金沢エクスプレス号、夜行便のグランドリーム金沢号、夜行廉価版の青春ドリーム金沢号についても一元的に扱う。
概要
西武バス・JRバス関東・西日本JRバスの3社共同運行路線。当初は西武バス・北陸鉄道の共同運行になる予定だったが、ほぼ同時期にJRバス関東・西日本JRバスが共同運行での路線開設を申請し、ダブルトラックによる共倒れを危惧した各社間によって調整が行われ、運行開始時は西武・北鉄の2社共同運行。後の増便に際してJRバス2社が参入する形を取った。なお2007年6月30日をもって北陸鉄道は本路線より撤退している。
現在は昼行便と後述するドリーム号シリーズとは別の夜行便がそれぞれ設定されている。
これとは別に2005年に西日本JRバス単独で「ドリーム金沢号」の運行を開始。後に4列シート車両による廉価版「青春ドリーム金沢号」も設定され、後にドリーム金沢号はハイデッカー・豪華座席車両で運行される「グランドリーム金沢号」へと進化を遂げた。
運行会社
イタリックは撤退した運行会社。
西武バスは運転手を2人乗務させ、途中で交代しながら運行するがJRバス2社は東部湯の丸サービスエリアを境に金沢側を西日本JRバスの乗務員が、東京側をJRバス関東の乗務員が担当する完全ワンマン運行制。
停車バス停
- 金沢エクスプレス号
バスタ新宿・池袋駅東口・下落合駅・練馬駅・川越的場-金沢駅東口
JRバスが担当する臨時の下り金沢行の夜行便は川越的場バスストップに停車しない。なお西武バスでは金沢エクスプレス号の愛称を使用せず「金沢線」として案内している。
開放休憩は西武バス担当便は上里SA・松代PA・越中境PA、JRバス担当便は上里SA・東部湯の丸SA・小布施PA・有磯海SAで実施される。 - グランドリーム金沢号・青春ドリーム金沢号
上野駅・東京駅-富山駅正面口・金沢駅東口・山環もりの里・金沢工科大学
上野駅へ乗り入れるのはグランドリーム金沢号のみ。東京駅では八重洲南口で乗車扱い、日本橋口で降車扱いをそれぞれ実施。
開放休憩は上里SA・有磯海SAの2箇所で実施。この他、乗務員交代・休憩のために停車する場所がある。
使用車両
金沢エクスプレス号は3社共通で3列独立シートのスーパーハイデッカーorハイデッカー車。グランドリーム金沢号はグランドリーム仕様の専用車両、青春ドリーム金沢号は4列シート車である。
関連項目
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