金澤岳単語

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金澤岳（かなざわ　たけし、1984年5月5日-）とは、栃木県出身の元プロ野球選手（捕手）である。現在は千葉ロッテマリーンズのコーチを務める。

概要

地元の矢板中央高校から、2002年のドラフト6巡目で千葉ロッテマリーンズから指名され入団。同校から出た唯一のプロ野球選手である。ドラフト同期には西岡剛、早坂圭介などがいる。

ロッテ時代

高卒下位指名の捕手ということで、入団からしばらくは二軍暮らしが続いた。しかし野手に複数ポジションを求めるボビー・バレンタイン監督の下、田中雅彦ら他の捕手が内野も兼任する中で金澤はほぼ捕手専任で使われていた。

2007年にようやく二軍の正捕手を掴むと、6年目の2008年、一軍捕手の里崎智也・橋本将・田中雅彦の3人全員が怪我をするという非常事態に伴い一軍初出場。打撃では打率.273とまずまず数字を残したが、肝心のリードでは12試合でチーム合計75失点と投手陣を崩壊させ、里崎が復帰すると二軍落ちしてシーズンを終えた。

2009年は2試合、2010年も6試合の出場に終わる。

2011年は自己最多の21試合に出場したが、専ら代打での起用が中心で、スタメン出場も指名打者としてだった。

2012年には4年ぶりに捕手でスタメン起用もされるが、やはり代打起用が中心で13試合の出場に留まる。

2013年、里崎智也の故障により、初の開幕スタメンマスクを被った。川本良平、江村直也と正捕手の座を争っている。

2014年に背番号を25に変更。交流戦あたりから打撃が好調で、シーズン終盤に失速したものの打率.299（規定未到達）をマーク。7月27日の埼玉西武ライオンズ戦では、岸孝之からプロ12年目にして初のホームランを放った。また、ファーストの守備もこなすようになった。

2015年は田村龍弘、吉田裕太ら若手の台頭に押され、8年振りに一軍出場なしに終わる。

2016年も前年同様なかなか一軍昇格の機会が巡ってこなかったが、9月に田村が発熱で戦線離脱すると代役として一軍昇格。すると当時ピリッとしていなかった一軍投手陣を好リード、首脳陣からも高い評価を得る。結果、田村の戦線復帰後も最後まで一軍に帯同。吉田、江村を抜き2番手捕手の座を確保した。

2017年は4試合に留まった。

2018年は9月まで一軍昇格がなく9月27日に現役引退を発表。10月4日の埼玉西武ライオンズ戦が引退試合となり、空振り三振で現役生活を終えた。

引退後

2019年よりマリーンズの二軍バッテリーコーチに就任する。

応援歌

元ネタはゴダイゴの「君は恋のチェリー（CHERRIES WERE MADE FOR EATING）」。

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成績

年度別打撃成績

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関連項目

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