私は「釘崎野薔薇」なんだよ!!
釘崎野薔薇(くぎさき のばら)とは、漫画『呪術廻戦』の登場人物である。
概要
都立呪術高等専門学校1年。盛岡まで4時間かかるクソ田舎からやってきた。買い物が好き。イメージソングはサニーデイ・サービスの「青春狂走曲」と日食なつこの「あのデパート」。
性格は虎杖たちに出会ってからの第一声「喜べ男子 紅一点よ」が全てを物語っていると言っても過言ではない。負けん気が強く自信家で、モデルのスカウトに対し「私は?」と聞く豪快さを持ち合わせている。もっとも、このくらいの性格でないと呪術師はやっていけないとも言える。
虎杖に対しては「イモ臭い」「幼少の頃ハナクソ食ってたタイプ」、伏黒に対しては「偉そうな男って無理」「きっと重油まみれのカモメに火をつけたりするんだわ」と、初対面では同年代の呪術師に手厳しい評価を下した。しかし、様々な試練を共に経験した現在では、仲間として厚い信頼を寄せている。
なお、同じ呪術師の中では、先輩の禪院真希を慕っている。
呪術高専に来た理由は「田舎が嫌で都会に住みたかったから」。お金を気にせず上京する方法がこれしかなかったらしい。都会に興味を持ったのは、小一の頃に東京から引っ越してきた沙織ちゃんとの出会いがきっかけ。優しくしてもらっていたにも関わらず、仲間外れにして追い出した村の人達に嫌気が差し、東京へやってきた。彼女にとって東京へ来ることは「私が私であるため」であり、そのためなら命も懸けられるという。
ちなみに、この過去は原作だと文章のみで済ませているが、アニメでは沙織ちゃんと幼少期の釘崎の姿が映し出されており、演出が豪華になっている。
戦闘の際は呪い顔負けのゲス顔を見せることもあり、読者からよくネタにされている。
芻霊呪法(すうれいじゅほう)
釘崎が使用する呪術。呪いでおなじみの藁人形と釘を用いたもので、釘から自身の呪力を流し込む。
愛用の金づちで釘を打ち込むことが多いが、素手で釘を直刺ししても術式は使用可能。
後述の各術の他、釘を金づちで撃ち出す射撃攻撃も多用する。
共鳴り
対象から奪取した部位に藁人形を重ねて釘を打ち付け、遠く離れた敵を殺す恐ろしい呪法。術式範囲の制限が緩く、単純ながら非常に便利な呪法ではあるものの、発動には相手の体の一部が必要となる。効果は実力差や欠損部位の希少価値によって変化。
藁人形は必須ではなく、ヒトガタであれば代用が可能な模様。劇中では自分自身で代用したほか、人型呪霊の分身体に単独で釘を刺しても発動した。
発動条件や効果の詳細は不明ながら、非呪霊・非生物にも発動した。
簪(かんざし)
対象物に釘を刺して呪力を流し込み、対象を破壊する。釘を刺した後は好きなタイミングで発動できるらしく、時間差攻撃も可能。複数本打ち込めば大木を倒すこともできる。
また刺さっていなくても、釘の先端方向にある程度の殺傷効果が発生する。
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