鈴木大地(すずき だいち)とは、
概要
7歳から水泳を始め、市立船橋高校在学中の1984年にオリンピックに初出場(ロサンゼルスオリンピック)。順天堂大学進学後の1986年アジア競技大会金メダル、1987年ザグレブ・ユクシアード大会金メダル、1988年ソウルオリンピックの100m背泳ぎではスタート後長距離にわたり潜水を行う「バサロ泳法」を活用し(決勝では30mに渡り潜行を行った)、55.5秒で金メダル獲得。日本人の水泳選手として16年ぶりの快挙であった。
ところがその翌年、国際水泳連盟により、潜水は10mまでという制限が加わるようになる(現在は15mまで緩和)。1992年バルセロナオリンピック直前に引退。
現役引退後はアメリカで講師を務め、2000年に日本に帰国した後は順天堂大学の水泳部講師を務め、2007年に日本人の金メダリストとして二人目の博士号を獲得。2013年には同大学の教授に就任した。
2015年、文部科学省が新たに設置したスポーツ庁の初代長官に就任。
ソウルオリンピックの影響で「バサロ恋愛」という言葉も生まれたが、現代では死語となっている。
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