鉄壁スカートとは、
概要1
「パンチラ」を徹底的に排除した表現法、あるいはその手法で描かれた女性キャラクターのミニスカートを指す。
いつスカートの中が見えてしまってもおかしくない筈のアクションを繰り広げても、巧みなカメラアングルやスカートの布地で我々の視界に絶対にパンツを映さない、それが鉄壁スカートのなせる技である。「チラリズム」「はいてない」よりも更にストイックな状態であり、特に後者とは厳密に区別される。
不必要に「見える」描写を多用する作品よりも上品でよろしい、また「見せない」ことに想像の余地が残されているという意見もあるが、そもそも鉄壁スカート自体、「(パンチラ等の)お色気や18禁要素、萌え要素を主旨としていない」作品で用いられる手法であることを留意しておきたい。
該当作品
対象年齢層を広く設定したゴールデンタイム作品の殆どで用いられている。それ以外ではキャラクターの活発な動きが映える作品と、日常系作品に二分される傾向にある。
※五十音順
概要2
ごく稀だが、本物の金属製のスカートを指す場合もある。ステンレスって硬いよね。
また、車両等に用いられる泥や障害物を跳ね除けるパーツ(右図は列車の排障器)もスカートと呼ばれ、だいたいは金属製である。
第二次大戦時にドイツ戦車の側面、履帯の外側にも対戦車ライフルや成型炸薬弾から足回りを防御するために追加で装甲が取り付けられることがあり、これはシュルツェンと呼ばれた。これも一種の鉄壁スカートといえよう。ちなみにシュルツェン(Schürzen)はドイツ語でエプロン。
架空の車両兵器や二足歩行型兵器がスカートタイプのアーマーを装備している場合もある。こちらも「見えてしまっては話にならない」シロモノであるが、中には鉄壁スカートを突破し、あまつさえその中に潜り込んで攻略する強者もいる。
関連動画
3次元における鉄壁スカート。
こちらはカメラワークに頼ることが出来ない分、スカートの動きにまで気を配った職人芸が光る逸品。
パンチラはない。
アニメの実証動画もいくつか残っている為、見たい方はタグ検索を。
関連項目
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