鉄道警察隊とは、日本の鉄道警察。鉄道公安を管轄する警察組織である。旧制度では鉄道公安職員(てつどうこうあんしょくいん)とされ、「特別司法警察職員」であったが、現在では警察組織の警察官である。
概要
直接の由来は東京都内の東海道線において警視庁の警察官が列車に乗車して警備に当たったことを発端としている。戦前にも移動警察は見られたが、こちらは普及しなかった。
1947年4月に恒久的な組織として鉄道公安職員が設けられた。当初は権限が少なかったものの、鉄道施設内における捜査権限が与えられ、やがて拳銃の所持も認められるようになるなど、鉄道施設内部に限られるものの権限は拡大していった。1987年4月1日に鉄道警察隊として改組され、執行隊の一種となる。
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