鉛筆とは、筆記用具のひとつである。筆記、及び描画に用いられる。
曖昧さ回避
- 生放送主に関しては→ えんぴつ(生放送主)を参照。
概要 2B
黒鉛と粘土を混ぜて焼いた芯を、主に木製の軸で挟んで中に入れ、削る等して形成される。芯の出し入れ、及び芯を新しいものに取り替える事が可能なものに関しては『シャープペンシル』として区別される事が多い。シャープペンシルに関しての記述は同項目が詳しい。最近は利便性の問題からシャープペンシルにとって代わられつつあるが、マークシート記入などでは鉛筆の使用が推奨される。
英語ではpencilと呼ばれるが、この語は前述のシャープペンシルを含む等多義に及ぶ事があるので注意されたし。
芯の先端、つまり黒鉛を紙につけて動かすと、摩擦により黒鉛粒子が紙に残る。だから線が残る。でもあんまりツルツルしたところには書けない。だけどその代わり、インクを紙に染み込ませて筆記するボールペンと違って、紙上の粒子を擦ってかっさらう事が出来る。だから消しゴムで線が消える。(消すことができるボールペンもある)
筆記・描画時の色は黒鉛の色である黒(濃灰色)が主流だが、その他に赤や青等色つきの芯を使用したものもあり、こちらは『色鉛筆』であるとして区分される事が多い。一般に色鉛筆は通常の鉛筆と違い、事務などの筆記に使われる事は少なく画材として使用される事が多い。
芯の先端が減って丸くなってきたら、ナイフ等の刃物や鉛筆用の削り機で削って芯の新しい部分を出す。おまえら、ちびても大事に使ってやれよな。
歴史 4H
摩擦による筆記具の存在はそれ以前に遡るが、鉛筆としての始まりはコンラッド・ゲスナーの発明であるとされる。
また、日本においては徳川家康が使用したのが最古とされ、伊達政宗も愛用したという記録が残っている。
硬さと濃さについて HB
黒鉛と粘土の比率により、芯の硬さや濃さが変わる。BはHに比べ黒の色味が強い、HはBに比べ硬く芯の減りが遅いが消しにくいなど特徴に違いがあるため、用途により使い分ける事が肝要である。
以下にJISにより定められた日本での規格を示す。
- 6B - 最も柔らかい。
- 5B - 美術でもやる人じゃない限り滅多な事で縁はない。
- 4B - よく手が真っ黒けになるよ。
- 3B - 金八先生の事じゃない。
- 2B - ←このへんから聞いた事ある。
- B - ここまでが大体柔らかい。
- HB - 多分みんなが一番よく使う。多分最も安定した型。
- F - えふぅ?そんなのあったのかよ?
- H - こっから段々硬くなるよ。
- 2H \
- 3H \
- 4H \
- 5H このへんはもう特別、コメントが見つからない。
- 6H /
- 7H /
- 8H /
- 9H - すごく・・・硬いです・・・
※HはHard(硬さ)、BはBlack(濃さ)をそれぞれ表している。FはFirm(しっかりした)の略である。
豆知識 6B
その他の利用 H
- 手のひらを、手の甲を上にして机の上に広げる→もう片方の手で鉛筆を持つ→広げた手の指と指の隙間にカンカンカンカン!→「いってえぇぇ!」
- ファミコンなどのカセット端子に、ショートしないように気をつけながら鉛筆を塗ると、鉛筆が接点復活材として働き、ソフトが起動しやすくなる。また、鉛筆を塗ったところは滑りやすくなるため、カセットの抜き差しが非常にスムーズに行える。さらに、コントローラのボタンの接点部分に塗れば効きが良くなるし、ボタンとプラスチックの隙間に塗れば滑りが良くなることもある。 鉛筆最強説
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関連項目
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