鋼鉄ジーグとは、1975年から1976年にかけて放映されたロボットアニメである。
マグネロボシリーズの第一弾。
概要
父親に勝手にサイボーグにされ、宝物の隠し場所にされた男の戦いを描くマグネロボアニメ。スーパーロボット大戦に参戦したことによりネット上でカルト的な人気を得る。
- 主人公の司馬宙が第1話でいつのまにかサイボーグになっている事に気付く。
- しかもそのきっかけはレース中に車がバナナの皮を踏んづけてスリップ、車から投げ出されて轢かれても死ななかったせい。
- 声がアムロ・レイと同じ古谷徹。
- 敵怪獣がハニワなのに敵の幹部は邪馬台国がモチーフという時代のズレ。
- 邪魔大王国が滅びたのは騎馬民族のせい。
- 鋼鉄ジーグは司馬宙が変形して頭部になりそれに磁石で体が作られる。
- 必殺技のジーグブリーカーがベアハッグ。
- 宙の死ねぇ!というセリフ。
- 前期サイボーグ形態が奇抜なデザイン。
- 恐竜と原始人が普通に共存しているエピソードがある。
などの現在からみるとどこかズレた設定が多いことから主に2chロボゲー板、ガイドライン板の鋼鉄ジーグスレで親しまれる。ちなみに、砂場にこれのおもちゃを持って行ってはいけない。
旧タカラから発売された玩具マグネモ鋼鉄ジーグは当時としてはアニメ劇中に近い造型とマグネットと鉄球による球体関節の可動により超合金のマジンガーZ並みに売れたそうで、番組が終了した後も80年代初頭まで再生産が行われたロングセラーとなった。
また、海外版ミクロマンであるマイクロノーツのバロン・カーザやフォースコマンダーにリデコされ海外に輸出されたとか。復刻版なら安く手に入るので是非とも手に取ってみてほしい。
わかりやすい違いとしては、マッハドリルの先端が尖っているのが当時品、尖っていないのが復刻版である。
主な登場人物
主な楽曲
『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』[1]
放送から41年後の2016年に、何とイタリアで本作をモチーフとした実写映画が作られた。
監督に日本アニメの大ファンであるガブリエーレ・マイネッティを迎え、主演にはクラウディオ・サンタマリアをキャスティング。2016年のイタリア版アカデミー賞であるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では主演男優賞を含め7冠という評価を得ている。
関連動画、死ねぇ!
鋼鉄ジーグのうたにあわせた動画については記事「鋼鉄ジーグのうた」も参照。
関連コミュニティ
関連項目
- 磁石
- 鋼鉄ジーグのうた
- 鋼鉄神ジーグ
- マグネロボ ガ・キーン
- 超人戦隊 バラタック
- ゴワッパー5 ゴーダム
- ミクロマン(玩具つながり。ジーグの姿をしたミクロマンという珍品あり。)
- アニメ作品一覧
- スーパーロボット大戦シリーズ登場作品の一覧
脚注
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