錦川清流線単語

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錦川清流線とは、錦川鉄道の路線である。

概要

陰陽連絡路線の1つとして計画された路線である「岩日線」が第3セクターに転換された路線。現在の名称は1987年 10月より使用されている。全ての列車がJR 岩徳線に乗り入れており、岩国駅を発着している。

岩日線の開業は1960年でこの時は途中の河山駅までの開業。錦町駅まで延伸したのは1963年の事である。山口線日原駅が計画上の終着駅であり、錦町までの開業後も「岩日北線」として工事が進められていた。ところが1980年に国鉄再建法により工事が中止され、1984年には岩日線が第2次特定地方交通線に指定される。
地元では第3セクターへの転換を進める事とし錦川鉄道が設立され、1987年にJR西日本から錦川鉄道に転換された。

なお、工事が中止された岩日北線区間の一部（錦町～雙津峡温泉）では完成していた路盤を利用する形で「とことこトレイン」が運行されている。「とことこトレイン」はトロッコ遊覧車で、運行期間は3～11月の土日祝日及び春休み・夏休み。距離は6kmで所要時間はおよそ40～50分。

また、2007年には老朽化した車両を置き換える為にイラスト車両が導入されている。

2019年にはイベント列車のみ停車する臨時駅・清流みはらし駅が開業した。ホームから景色を眺めるだけの駅であり、駅の外と出入りはできない。

駅一覧

駅名	備考
川西駅	JR西日本岩徳線（岩国駅方面直通、徳山方面乗り換え）
清流新岩国駅	JR西日本山陽新幹線新岩国駅近接駅
守内かさ神駅
南河内駅
行波駅
北河内駅
椋野駅
南桑駅
（臨）清流みはらし駅	イベント列車のみ停車。駅の外には出られない。
根笠駅
河山駅
柳瀬駅
錦町駅	とことこトレイン乗り換え