鎌ケ谷市とは、千葉県に存在する市である。「鎌ヶ谷市」(ヶが小さい)と表記する場合もある。事実上の市街地は新鎌ヶ谷駅周辺である。
概要
千葉県北西部に位置する市。松戸市、柏市、市川市、船橋市と千葉県の有名どころの市に囲まれてる割にはあまり存在感がない。
新鎌ヶ谷駅は新京成線・東武野田線・北総線の3路線が交差し、さらに交通量の多い主要地方道2本が交差する(詳しくは後述)。また幅員100mの北千葉道路によって、西に広がる千葉ニュータウンへの事実上の玄関口でもある。また、実現性は低いものの、都市計画の中には幅員40mの核都市広域幹線道路(第2外郭環状道路)が北に伸びる計画もあり、鎌ヶ谷市はまさに千葉の江戸橋といっても過言ではない。
産業
梨やぶどうの栽培が有名。梨の品種は豊水・幸水が多い。観光客が自分でなしをもげる観光農園を兼ねる場合が多い。梨に関連する特産品として梨ブランデーや梨ワインを開発し、販売しているのも有名。
施設・企業
- 鎌ケ谷大仏
千葉県三大がっかり名所のひとつ - 鎌ケ谷スタジアム(北海道日本ハムファイターズの二軍本拠地)
- 新京成電鉄本社
- 北総鉄道本社
- 海上自衛隊下総航空基地(鎌ケ谷市と柏市の境界をまたいで存在する)
- 陸上自衛隊松戸駐屯地(鎌ヶ谷市と松戸市の境界をまたいで存在する)
交通
道路
- 国道464号
成田までかっとばせ!…ません。まだ。
松戸市・市川市方面から鎌ケ谷市を抜けて成田市方面へ伸びる。ちょうど鎌ケ谷市内で直結が途切れる形になっていて、それが交通渋滞の原因の一つ。 - 県道8号(船橋我孫子線)
いわゆる「船取県道」(船取は船橋と取手をつなぐという意味)。片道1車線で割といっぱいいっぱい。交通渋滞の原因の一つ。そのためバイパスが作られた。が、バイパスの利用者は少ない。 - 県道57号(千葉鎌ケ谷松戸線)
松戸市方面から船橋市・幕張方面へ伸びる。こちらも片道1車線で、その上、高架化前はフリーダムな線形の新京成線の踏切に阻まれて交通渋滞の原因になっていた。
鉄道
新京成線でJR松戸駅・JR津田沼駅へ乗り継げる。東武野田線でJR柏駅・JR船橋駅へ乗り継げる。北総線を使えば京成電鉄との接続で浅草線を経由して羽田空港まで直通するが、かつて「日本一高い」と言われたほどの運賃なのでいまいちテンションが上がらない。北総線では新鎌ヶ谷駅に成田空港行きのアクセス特急が停車するが、地元民が使うかどうかは微妙。成田空港と千葉県北西部の各所の接続という意味でも競合する路線が多くて微妙な感じ。
また、本八幡駅まで来ている都営新宿線に繋がる路線が、新鎌ヶ谷まで延伸される構想がずっと昔にあったらしいが、今それが実現する可能性は低い。
その他の雑多なこと
- 新京成線の線形がうねっているために市内には踏切が多かった。初富駅・新鎌ヶ谷駅・北初富駅の間の高架化事業が進められていたが、用地買収に手間取り、完成は2019年になった。
- ちなみにかつては東武野田線の踏切も多かったが、こちらは高架化が完了した(ただし市内の踏切がすべてなくなったわけではない)。
- 市のマークがかっこいい。
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