鏑木勝也とは、漫画作品「【推しの子】」に登場する人物である。第二巻第十四話、アニメ第3話登場。
概要
インターネットテレビ局「ドットTV!」所属のプロデューサー。作中での呼称はおおよそ「鏑木P」。
作中で手掛けた作品として、
がある。
彼の連絡先が星野アイの携帯電話に残っており、アイの子供である星野アクア・星野ルビーの双子の父親だという可能性があった。自分の父親が誰であるかを突き止めようとしていたアクアは、有馬かながアクアに『今日あま』の撮影に役者として参加しないかという提案をしたとき、鏑木Pが手掛けた作品であることを知ったことで『今日あま』への参加を決定した。
その後、アクアが『今日あま』の撮影現場で密かに入手した鏑木Pのタバコの吸い殻からDNA検査を行った結果、鏑木Pは双子の父親ではなかったことが判明した。だが「彼が知るアイの情報」をアクアに供与する見返りとして「アクアが『今ガチ』に出演する」という条件を提示したことで、アクアは芸能界での活動を広げることとなる。また、星野ルビー・有馬かな・MEMちょ3名によるアイドルグループ「新生『B小町』」に可能性を感じ、JIF(ジャパンアイドルフェス、現実でのTOKYO IDOL FESTIVAL)にねじ込んだ。
また、職業柄、芸能関係の各所に伝手があり、作中ではアクアの師匠的存在である映画監督「五反田泰志」やイベント運営会社『マジックフロー』代表の「雷田澄彰」、『劇団ララライ』代表の「金田一敏郎」などと旧知の関係であることが伺えるシーンがある。この繋がりから2.5次元舞台『東京ブレイド』に演者として星野アクア、有馬かな、鳴嶋メルト、鴨志田朔夜を紹介した。また、かつて星野アイに劇団ララライを紹介したことで、星野アイととある人物との関わりができ、星野アイがアイドルとして成長するきっかけを作ることになった。
人物
関わった作品の売り手の意図を重視し、採算には職業柄極めて厳しい。特に、収益に大きく影響するキャスティングに関しては、意見を強く出している。有馬から顔面至上主義と言われた配役はこの採算に対する考えのためと思われる。このキャスティングを為す為に、常日頃から売れっ子になる可能性を感じた若手らに仕事を振りあるいは世話をしていた。アイやアクア、新生B小町らへの紹介もこれらのためである。また、モデル事務所との繋がりも強く、配給者や出資者との繋がりも持ち続けている。
五反田監督曰く、「拝金主義者」である一方、「情熱がなきゃ」「出来ない仕事ばかりしている」。
一方で、自身は作品の未来での評価には興味がないとも述べている。
関連動画
関連項目
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